ケン・パクストン司法長官、ソロス資金PACを捜査開始 逃亡民主党議員への不法資金提供疑惑
8月8日
テキサス州のケン・パクストン司法長官は7日、億万長者ジョージ・ソロスが資金提供する政治活動委員会「テキサス・マジョリティPAC(TMP)」に対し、違法な資金提供や贈収賄の疑いで捜査を開始したと発表した。対象は、テキサス州議会で法案採決を阻止するため、議会を欠席した民主党議員への不法な金銭的支援とされる。民主党議員らは集団で州外に脱出し定足数不足を招き、議会運営を停止させる戦術を取った。
TMPは、知事選で敗れたベト・オルーク元候補の元スタッフが設立した組織で、ソロスから多額の資金を受けている。パクストン氏によれば、同PACは急進左派ネットワークの一部として、違法な資金調達や議員買収の可能性がある活動を調整してきたとされる。
パクストン氏は声明で、「もしテキサス州議員が、有権者の意思ではなく『ソロスのなれ合い資金』に屈しているのなら、州民は知る権利がある。立法義務を放棄する見返りに裏で金銭を受け取ることは賄賂だ」と強調。「TMPの行動は、ソロス資金を用いて法律を破り、公職を違法に放棄させている可能性を示している。もし事実と判明すれば、重い代償を払うことになる」と警告した。

今回の捜査の一環として、司法長官はTMPへの「調査要請」を発出。関連資料や通信記録の提出を求めている。
この動きは、パクストン氏が以前行ったオルーク氏の別組織「Powered by People」に対する捜査に続くもの。同団体についても、民主党による定足数崩し計画への関与や違法行為の可能性が指摘されており、当局は関連資料を収集している。
パクストン氏は、今回の捜査を通じて「州民の意思を踏みにじる政治資金の流れを明らかにする」としており、ソロス資金と民主党議員の行動との関係が焦点となる見通しだ。

私はソロスが資金提供するPACが、民主党の逃亡者を違法に資金援助しているとして調査を開始した。もしテキサス州の議員が、有権者の意思ではなく「ソロスのなれ合い資金」に屈しているのなら、テキサス州民は知る権利がある。
🚨BREAKING: I’ve just launched an investigation into a Soros-funded PAC for unlawfully funding runaway Democrats.
If Texas lawmakers are bowing to the Soros Slush Fund rather than the will of the voters, Texans deserve to know. pic.twitter.com/tL7j4a3Dlv
— Attorney General Ken Paxton (@KenPaxtonTX) August 7, 2025
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