不法移民が19歳の女性を殺害し、高速道路の橋の上から投げ捨てる(動画)
9月9日
NYP、CBSによると、米メリーランド州で行方不明となっていた19歳の女性ダカラ・トンプソンさんの遺体が、州間高速道路ルート50沿いで発見され、当局はをグアテマラの35歳の不法移民ウーゴ・エルナンデス=メンデスを殺人容疑で逮捕した。メンデス容疑者は被害者の遺体をハイウェイの橋からサウス川に投げ捨てたとされる。メンデスは過去に飲酒運転で逮捕されていたが、裁判前に釈放され、移民税関捜査局(ICE)が出した身柄拘束要請も州当局により無視されていた。今回の事件を受け、第一級および第二級殺人で起訴され、保釈なしで拘留されている。
被害者は8月下旬から行方不明となり、家族が捜索を呼びかけていた。警察によると、容疑者の車内からは血痕が発見され、証拠が犯行を裏付けている。事件の残虐性と不法移民の過去の逮捕歴が見過ごされていた点から、司法制度と移民政策の不備に批判が高まっている。特にICEの要請を拒否した結果、危険な人物が再び街に放たれたと指摘され、サンクチュアリ政策や州の対応に疑問が噴出している。
共和党関係者や保守系メディアは「この悲劇は防げた」と強く非難し、移民犯罪の脅威と司法当局の責任を追及している。一方、地元住民の間でも治安への不安が広がり、若い女性が犠牲になった事実が波紋を呼んでいる。今回の事件は、不法移民問題と刑事司法の機能不全が交錯した象徴的事例として全米で注目を集めている。

不法移民保護都市法の下で釈放された不法移民が10代の少女を残虐に殺害し、彼女の遺体を橋から投げ捨てる:米メリーランド州
GRAPHIC DETAILS: Criminal illegal alien released under sanctuary city law brutally murdered Maryland teenager, thew her body off a bridge pic.twitter.com/JtaujVPANA
— Breaking911 (@Breaking911) September 7, 2025

CBS:メリーランド州アナポリス近郊の州間高速道路97号線。起訴状によると、35歳のウーゴ・エルナンデス=メンデス被告は、被害者の遺体をハイウェイの橋からサウス川に投げ捨てたとされる。被害者は頭蓋骨と顔に骨折があり、家族は入れ墨によって身元を確認した。現時点で他の容疑者はいないが、捜査は継続中である。
被害者トンプソンさん(19)は父親と同居しており、ガソリンを入れに出かけた後、行方不明になった。彼女は父に「すぐ戻るね。私も愛してる。おやすみ」とのメッセージを送っていた。
監視カメラには、ハイアッツビルで彼女が自分のSUVを置き去りにし、被告のGMCユーコンに近づく様子が映っていた。約1分間の会話の後、彼女は助手席に乗り込んだ。

警察は、2人が被告の自宅(ブーウィー市)へ向かい、被害者が寝室で殺害されたとみている。ルームメイトは、被告が性行為をしているような音、そして「楽しんでいない」と思わせるうめき声を聞いたと証言した。捜索令状に基づき家宅捜索を行ったところ、寝室やゴミ箱から被害者の血痕、欠けた爪、毛髪、さらに複数の女性用下着やランジェリーが見つかった。
エルナンデス=メンデス被告は取調べで「ナイトクラブに元恋人に会いに行ったが会えなかった」と供述したが、関与を否認した。
プリンスジョージ郡当局によれば、被告は米国に不法滞在していた。5か月前、連邦公園警察が彼を飲酒運転で逮捕したが、その後釈放されていた。地元当局者は「これは政府が身柄を拘束していた人物であり、釈放するという判断を下したのだ。司法省に説明責任を問うべきだ」と述べている。

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