トランプ大統領、NYタイムズに名誉毀損で150億ドル規模の訴訟 「あのゴミクズ新聞に責任を取らせる!」
AP、Reutersなどによると、ドナルド・トランプ大統領は9月16日、米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)と記者4人、さらに出版社ペンギン・ランダムハウスを相手取り、少なくとも150億ドル(約1兆5千億円)の名誉毀損・中傷訴訟をフロリダ州連邦地裁に起こした。
対象となったのは、NYTが大統領選前に掲載した一連の記事や、同紙記者が執筆した著書『Lucky Loser』で、トランプ氏は「父親の財産を浪費し成功を偽装した」との記述などが虚偽であり、意図的または重大な過失により彼の評判を損ねたと主張している。
訴状ではNYTを「民主党の代弁者」と非難し、報道は選挙干渉の一環だと指摘。補償的損害賠償に加え、懲罰的損害賠償も求めている。今回の訴訟は、トランプ氏が主要メディアに繰り返し大規模な訴訟を起こす流れの一環であり、大統領と報道機関との長年の対立が改めて浮き彫りとなった。
トランプ大統領は、ニューヨーク・タイムズに対して150億ドルの名誉毀損・名誉毀損訴訟を起こした
BREAKING: President Donald Trump had just filed a $15 Billion Dollar Defamation and Libel Lawsuit against The New York Times. pic.twitter.com/HOJGxLarOU
— Benny Johnson (@bennyjohnson) September 16, 2025
本日、私はニューヨーク・タイムズに対して150億ドル規模の名誉毀損・中傷訴訟を提起した。同紙は我が国史上、最も劣化した新聞の一つであり、急進左派民主党の事実上の「代弁者」となっている。私はこれを史上最大の違法な選挙献金と見ている。カマラ・ハリス支持をニューヨーク・タイムズが一面中央に掲載したことは前代未聞である。
この「タイムズ」は、私(あなたのお気に入りの大統領)、私の家族、事業、アメリカ・ファースト運動、MAGA、そして国家全体について、数十年にわたり虚偽を流布し続けてきた。私は、かつて尊敬を集めたこの「ゴミクズ新聞」に責任を取らせることを誇りに思う。
すでに我々は、ジョージ・スロパドポウロス/ABC/ディズニーや、60ミニッツ/CBS/パラマウントといったフェイクニュースネットワークに対して成功裏に訴訟を進めてきた。
彼らは、高度な文書や映像改ざんシステムを用いて私を虚偽で「中傷」していたことを知っており、それは悪質な名誉毀損行為にあたり、最終的に記録的な額で和解した。
彼らは長期的かつ意図的にこのような悪用を繰り返しており、それは到底容認できない違法行為である。ニューヨーク・タイムズは長きにわたり虚偽や中傷、名誉毀損を自由に行ってきたが、それは今、終わる。訴訟はフロリダ州で提起される。注目を感謝する。アメリカを再び偉大にする。