マルコ・ルビオ上院議員、トランプ新政権で国務長官に内定か:中国・ロシア・イランへの強硬姿勢が注目
フロリダ州選出の共和党上院議員、マルコ・ルビオ氏が、トランプ次期政権の国務長官に指名される予定であるとNYTが報じた。これは歴史的人事。キューバ移民の息子で、初のラテン系の国務長官となる。
NYPによればルビオ氏は2011年から上院議員を務め、上院情報委員会副委員長や上院外交委員会委員として外交・安全保障問題に深く関わってきた。
対中国:最大の地政学的脅威として警戒
ルビオ氏は、中国に対して強い警戒感を示しており、「中国共産党はロシア以上に強力な敵」と警告。ロシアのウクライナ侵攻後、米国は中国の脅威に集中すべきだと訴えている。また、中国が電気自動車などのハイテク製品を市場に流通させることは、戦略的な産業支配を狙った計画の一環だと批判している。
「中国の目標は、重要な工業資材や高価値商品の世界市場を支配することであり、米国の国家安全保障にも脅威をもたらす」とルビオ氏は述べ、米国が中国に勝つためには国内の産業力を強化する必要があると主張している。
対ロシア:ウクライナ問題の交渉解決を支持
ルビオ氏はウクライナ戦争は交渉で解決されるべきとの立場を示している。トランプ氏も同様の意見を持っていると述べ、ウクライナが交渉において影響力を持つことを支持している。「私はロシアの味方ではないが、現実的には交渉で戦争が終結するだろう」とし、和平交渉の進展を目指すトランプ氏の計画を支援する意向。
対イラン:最大限の圧力を求める強硬姿勢
イランについては、ルビオ氏はこれまで一貫して強硬姿勢を取っており、「最大限の圧力作戦」の再開を提唱している。イスラエルへのミサイル攻撃に対し、「イランのテロ政権は中東支配を狙っている」と非難し、「この政権への譲歩はもはや許されない」と述べた。
ルビオ氏の国務長官としての指名が実現すれば、米国の外交政策は中国、ロシア、イランに対する強硬なアプローチが強化されることが予想される。特に、産業能力の再活性化や国家安全保障の強化に焦点を当て、米国の地政学的な影響力を高める政策を推進していくものと見られる。
トランプ大統領はマルコ・ルビオ上院議員を国務長官に指名する意向:NYT
Ladies & Gentlemen, the next U.S. Secretary of State: pic.twitter.com/M7f5kDI6HW
— Breaking911 (@Breaking911) November 12, 2024
ルビオ氏「彼らには、ハマスのあらゆる要素を完全に壊滅してもらいたい。彼らが手に届く範囲のものすべてをだ。これらの者たちは凶悪な犯罪を犯した悪魔のような存在だ。そして、毎日市民について話しているが、ハマスは市民の背後に隠れ、病院の下に軍事施設を建設し、市民を盾にしている。このような行動が、現在の事態を招いたのだ」
極左「死者が15,000人に達しても構わないのですか? 赤ん坊が犠牲になっても気にしないのですか?」
ルビオ氏「彼らが100%の責任を負うべきだと私は思う。それが私の考えだ。だから、この真実をしっかり投稿してくれ」
参考記事
(画像:NYP)