22歳のインフルエンサーが、85歳のベッドで寝たきりの「彼氏」の横で踊る動画を投稿し炎上
NYP、dailymaiよれば、若いインフルエンサーが病院のベッドで寝たきりの高齢のボーイフレンドの横で踊る動画を投稿し、激しい批判を浴びた。彼女は遺言書に名前が記されていたことで「恥知らず」だと非難された。
この動画では、彼女が楽しげにダンスを披露しながら、「遺言に名前を入れてもらった」という発言もしており、視聴者から「不謹慎」「冷酷」などの非難を受けている。
動画は、黒のジーンズと茶色のホルタートップを着た22歳のブロンウィン・オーロラさんが、 「遺言書に書いてある皆さん、私は生命維持装置を外すべきでしょうか?」というキャプションに合わせて踊る場面から始まる。彼女は、医療機器に囲まれた病院のベッドに横たわる何十年も年上のボーイフレンドのすぐ近くで戯れている。
TikTokのXアカウントLibsによって再投稿されると、再生回数は100万回を超えた。
何百人ものコメント投稿者が彼女を批判しており、ある投稿者は「子供が大人ではなく同級生やインターネットに育てられるとこうなる。注目を浴びるためにいつまでも愚か者のように振舞う」とコメントしている。
このインフルエンサーの行動は、特に倫理的な観点から問題視されている。批判の多くは、病床で苦しむパートナーを軽視し、自分の利益や注目を得るために利用しているように見えるという点に集中している。また、彼女の振る舞いが、介護やパートナーシップの本質について誤ったメッセージを発信していると指摘する声もある。
この一件は、SNS上での自己表現の限界や、倫理観を巡る議論を再燃させている。記事では、インフルエンサーが動画投稿の目的や意図を説明する必要があるとしている。
ティックトッカーの病院でのダンスが怒りを呼ぶ
22歳のブロンウィン・オーロラさんは、85歳の恋人の病院のベッドの横で踊りながら「遺言書を作る」というジョークを飛ばし、激しい怒りを買った。
This is what tiktok does to people pic.twitter.com/zRhIvCELYT
— Libs of TikTok (@libsoftiktok) December 3, 2024
ネットの声
「嫌悪感を覚える。アメリカでキリスト教が衰退することで、若者が壊れていっている。」
「TikTokやOnlyFansなど、西洋文明がこれに耐えられるか分からない。」
「その場で遺産から外すだろう。恩知らずの小娘め。」
「『バカ』という言葉を何通り言えるだろうか?」
「毎日、アメリカ国旗を掲げるフラターニティの学生たちの姿を思い浮かべて、この馬鹿げたことに対抗している。」
「世代を超えた敗北だ。」
「TikTokが人々をこうさせたわけじゃない。TikTokはこういう人たちがその精神的問題を世界と共有する手段を与えただけだ。」
「若い魂よ、因果は巡るものだ。やがて彼女も担架に閉じ込められ忘れ去られる側になるだろう。人間性を見つめ、自らを知れ。死後の世界は誰もを待っている。君はその輪を断ち切れるか?」
「彼女の行動は常軌を逸している。」
「世代間の倫理観の崩壊を見せつけられた。」