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【ポンペオ効果:EU報復返し!】北京が中国との貿易協定を凍結!/中国政府は3月「新疆ウイグル人権侵害に関し、EUが中国政府関係者を制裁したことに対して報復」していた

 

👉EUが中国新疆ウイグル自治区での人権侵害をめぐり中国当局者4人と1団体に対する制裁

👉中国、欧州議会議員5人と人権小委員会を含む欧州の複数の団体と政治家に制裁

👉EUと中国の投資協定の批准を凍結(今回)

欧州議会、北京が欧州の組織・個人への制裁を解除するまで中国との取引を凍結

5月20日, 2021

欧州議会は、北京がEUの政治家に対する制裁を解除するまで、EUと中国の投資協定の批准を凍結することで合意した。

中国政府は3月、欧州議会議員5人と人権小委員会を含む欧州の複数の団体と政治家に制裁を科した。

これは、新疆ウイグル自治区の少数派イスラム教徒に対する人権侵害を理由に、EUが中国の政府関係者4名と1団体に対して制裁を行ったことに対する報復措置である。

5月20日に採択された決議では、欧州議会議員5名を含む複数の欧州の個人・団体に対する北京の制裁措置を「可能な限り強い言葉で」非難しました。

圧倒的多数で可決/中国との取引は「間違いなく冷凍庫に入っている」

この決議は、賛成599票、反対30票、棄権58票で承認された。

ドイツ緑の党のベテラン政治家で、中国の制裁を受けた欧州議会議員の一人であるReinhard Bütikofer氏は、投票後にツイッターで、中国との取引は「間違いなく冷凍庫に入っている」と書いた。

欧州議会は、新疆での人権侵害に責任のある中国の高官に対するEUの制裁を歓迎した。

議員らは、EUは中国のサイバーセキュリティ上の脅威やハイブリッド攻撃に適切に対処する必要があると強調した。

欧州に住むウイグル人、チベット人、香港人、中国の反対性派が脅威にさらされている

また、5月20日には、欧州各地に亡命している中国の人権擁護者や活動家55人が公開書簡を発表し、すべてのEU加盟国に対し、中国政権との二国間のすべての引き渡し協定を停止するよう求めた。

署名者には、香港の元議員ネイサン・ロー氏、芸術家で活動家のアイ・ウェイウェイ氏、スウェーデンで拉致された書店員グイ・ミンハイ氏の娘アンジェラ・グイ氏、世界ウイグル会議のドルクン・イサ会長などが含まれている。彼らの活動は、欧州議会の議員やEU加盟国の国会議員からも支持されている。

“ドイツの欧州議会議員Engin Eroglu氏は、「中華人民共和国との犯罪人引き渡し条約が有効である限り、ヨーロッパに住む何百人ものウイグル人、チベット人、香港人、中国の反体制派が脅威にさらされている」と述べている。

European Parliament Freezes China Deal Until Beijing Lifts Sanctions

経緯は以下(記事3/23)

EU、30年ぶり対中制裁決定 ウイグル人権問題で

欧州連合(EU)は22日、外相理事会を開き、中国新疆ウイグル自治区での人権侵害をめぐり、中国当局者4人と1団体に対する制裁発動を決めたEUによる対中制裁は1989年、当時の前身機構が天安門事件を受けた武器輸出禁止を決めて以降、初めて。中国に対する圧力強化で、米国と歩調を合わせた。

制裁はEUへの渡航禁止や資産凍結を科す措置で、22日付で発効した。対象となった4人は、自治区の朱海侖(しゅ・かいりん)前政法委員会書記ら。イスラム教徒のウイグル族に対する「大規模な監視、拘束、思想教育を担う地位にあり、深刻な人権侵害の責任者」と名指しされた。準軍事組織「新疆生産建設兵団」の公安局も、ウイグル族の強制収容所の運営に関与したとして、制裁対象になった。

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中国はEUに対し報復を示唆

制裁の根拠になったのは、EUが昨年12月に制定した「グローバル人権制裁制度」。組織的な人権侵害の責任者を対象にしている。EU欧州議会は同月、ウイグル族に対する中国の人権侵害を非難し、EUに制度適用を促す決議を採択していた。中国外務省報道官は理事会を前に18日、EUが制裁を発動すれば「断固とした対応をとる」と報復を示唆していた。(産経)

参考記事

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