ロシア軍銃撃でアメリカ人ジャーナリスト死亡 米複数メディア
2022年3月14日
アメリカの有力紙、ニューヨーク・タイムズなどはウクライナ当局の話として首都キエフの近郊で取材中だったアメリカ人のジャーナリストがロシア軍に銃撃され死亡したと伝えました。
ニューヨーク・タイムズなどアメリカの複数のメディアは13日、ウクライナ当局の話としてウクライナで取材中だったアメリカ人のジャーナリストで映像作家のブレント・ルノーさんがロシア軍に銃撃され死亡したと伝えました。
ルノーさんはウクライナの首都キエフの中心部から西に20キロほどの街、イルピンで取材中だったということで、ほかにもけがをしたジャーナリストがいるということですが詳しい状況はわかっていません。
兄のクレイグ・ルノーさんはNHKの取材に対し「彼はロシア兵に殺された。首を銃撃された。防弾チョッキを着ていたが、防げなかった。キエフから避難している人たちを撮影していた。彼は自分が伝えようとしていた人たちのことを気にかけていた。私たちは悲しみにうちひしがれている」とコメントしています。
負傷したアメリカ人ジャーナリストは治療のために病院に運ばれた。
A wounded #American journalist tells what happened to them. pic.twitter.com/oormafbzBw
— NEXTA (@nexta_tv) March 13, 2022
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Q「あなたの名前を教えてください」
「ホワイン」
Q「どこから来ましたか?」
「アメリカです」
Q「何があったんですか?」
「私たちはイルピンにある最初の橋を渡った。難民を撮影するために車で出発した。別の人が他の橋に連れて行ってくれると申し出てきた。私たちは検問所を通過した」
「彼らは私たちに向かって撃ち始めた。それでドライバーは車をUターンさせたが、彼らは私たち2人を撃ち続けた」
「私の友人です。私の友人のブレント・ルノーは撃たれて置き去りにされた」
Q「彼はどうしてるのですか?」
「わからない。何が起きたかわからない。 彼は… 私は彼が首を撃たれるのを見た。私たちは分かれて、私はストレッチャーで車に乗せられたんだ」