世耕氏、岸田氏を酷評する
参院本会議での代表質問が25日始まり、自民党の世耕参院幹事長は、岸田首相の決断力と発信力について、異例の苦言を呈した。
「残念ながら岸田首相の決断と言葉についてはいくばくかの弱さを感じざるを得ない」と述べ、今回の減税にまつわる一連の動きでその弱さが顕著に露呈したと指摘した。
「還元という言葉がわかりにくかった。自分で決断するのではなく検討を丸投げしたように国民に移った。総理のパッションが伝わらなかった」
「還元という言葉がひとり歩きして、給付なのか減税なのか様々な憶測を呼び、世の中に対しても総理が何をやろうとしているのか、全く伝わらなかった」
「今後重要な局面で発信される際には、総理ご自身がじっくりと考えて決断し、水面下の根回しも入念に行って、その発言により政権の政策の方向性を確定させ、なんとしてでも国民の支持を得るという覚悟で、政治家としての言葉で発信していただきたい」と異例の苦言を呈した。
岸田首相は「これまでも自ら決断し、国民の皆さんに直接発信することを心がけてきたが、本国会でも経済政策や物価対策を中心にしっかりと議論を重ね、国民の皆さんに丁寧に説明して参りたい」と強調した(フジテレビ)
ネットの声
最初は減税なんてやる気がなく、「還元」とごまかそうとして、選挙が怖い議員からの反発が強くて渋々減税することを決めた。
何をやろうとしているのかわからないというより、自分でもわかってないのだろう。官僚の文書を読んでるだけだから。
岸田総理の回答もちょっと何言ってるかわからない。もっとわかり易くシンプルにまとめられないのか。
場当たり的な印象。単なる内閣の保身目的に減税増、給付金を私物化している。
世耕氏も思い切ったことを言ったが、その通りだ。与党でさえ伝わってないのになぜ国民に理解できるのか。
岸田総理の政策は直接的でなく間接的な補助金の在り方や複雑で経費が掛かり国民が補助金を感じられない政策が多いので理解されない。
税金を一銭も払ってない岸田総理のいう「困窮世帯」に金を「還元」するのが理解できない。還元ではなくばら撒き、給付だろ。
年寄り優遇はいい加減やめてもらいたい。今の年寄りはすべて60歳から年金をもらっていてそれだけで1000万円以上も得をしている。若者世代は繰り下げどころかもらえないかもしれないのに。