羽田空港事故 管制官 “日航機に進入許可 海保機は手前まで”
2024年1月3日
2日、東京の羽田空港で日本航空の旅客機が着陸した直後に海上保安庁の航空機と滑走路上で衝突して炎上し、海上保安庁の乗組員5人が死亡した事故で、国土交通省が確認したところ、事故の前、管制官からは日本航空機に対して滑走路への進入許可が出ていた一方、海上保安庁の航空機に対しては滑走路手前まで走行するよう指示が出ていたことがわかりました。
国の運輸安全委員会は、3日から本格的な調査を始め管制官とのやりとりなど、当時の詳しい状況を調べることにしています。
海上保安庁の航空機には6人が乗っていましたが、
▽副機長の田原信幸さん(41)▽通信士の石田貴紀さん(27)▽探索レーダー士の帯刀航さん(39)▽整備士の宇野誠人さん(47)▽整備員の加藤重亮さん(56)の5人が死亡しました。▽機長の宮本元気さん(39)も重傷だということです(NHK)
羽田空港の航空機事故 乗務員は聞き取りに「着陸許可を認識し復唱した後、着陸操作と説明」 日本航空が発表
1/3(水)
羽田空港の滑走路で、日本航空機と海上保安庁の航空機が衝突した事故をめぐり、日本航空は、乗務員が管制からの着陸許可を認識、復唱したうえで、着陸操作を行ったと説明していると発表しました。
日本航空はきのう夜、会見で、事故の原因については「断定的な話はできない」としながらも、通常、着陸の際には管制官から許可が出ることから、「着陸許可が出ていたと認識している」と説明しています。
日本航空は乗務員から聞き取った内容として、「管制からの着陸許可を認識し、復唱した後、進入・着陸操作を実施した」と発表しました(TBS)
海外メディア等の反応
映像では、滑走路を移動しながら燃えていた旅客機が、停止した後に炎に飲み込まれる様子が映し出された(washington post)
Japan Airlines flight JAL 516 was on fire on the runway at Tokyo’s Haneda Airport on Tuesday, after colliding with a coast guard plane.
Footage showed the passenger aircraft burning as it moved along the runway before becoming engulfed after it came to a standstill.… pic.twitter.com/2UqE9OdY7o
— The Washington Post (@washingtonpost) January 2, 2024
Japan Airlines on Fire | Collision with Coast Guard Airplane https://t.co/j8JtFDhk94 via @YouTube pic.twitter.com/zv5YBllPg8
— VASAviation (@VASAviation) January 2, 2024
🚨 Fire Erupts As Japan Airplane Lands
Flames erupted from a Japan Airlines plane after it collided with another aircraft bringing earthquake relief. Cameras at Tokyo’s Haneda Airport caught the moment the plane landed and the fireball erupted. A trail of smoke and fire followed… pic.twitter.com/lCin8vHbw2
— 🕊 𝓐𝓷𝓷 𝓲𝓼 𝓡𝓲𝓰𝓱𝓽 🕊 𝐗𝐋𝐕 (@Ann_Lilyflower) January 2, 2024