トランプ氏、SNS運営企業の上場で巨額資産 「錬金術」が成功
3月24日
トランプ前米大統領(共和党)が立ち上げたSNS「トゥルース・ソーシャル」の運営企業の株式上場が決まった。別の上場企業との合併が22日に承認された。米メディアが伝えた。トランプ氏が保有する運営企業の株式の評価額は推定30億ドル(約4540億円)に上る。
トゥルース・ソーシャルの利用者はトランプ氏の支持者が中心で、政治活動をビジネスに利用する「錬金術」が成功した形だ。
トランプ氏は在任中はX(ツイッター)アカウント凍結(後に解除)を受けて、トランプ氏はXに似た機能を持つトゥルース・ソーシャルを立ち上げ、トランプ氏の投稿を見ようとする支持者らの利用が広がった。
トランプ氏は今年に入り、名誉毀損(きそん)や親族企業の不正を訴えられた二つの民事訴訟で相次いで敗訴。資産差し押さえの危機にひんしている。11月の大統領選に向け、ライバルのバイデン大統領(民主党)に資金集めで後れをとっているが、株式をうまく売却できれば、巨額の資金を入手できることになる(毎日新聞)抜粋
米ネットでは「40億ドル(約6000億円)」
純資産に40億ドルが追加されることに勝るものはない。トランプ再び勝利
株主はトゥルース・ソーシャルの親会社であるトランプ・メディア&テクノロジー・グループ(TMTG)を上場企業にすることを決議した。これによりトランプ大統領は40億ドルの大金を手にすることになる。大統領は、レティシア・ジェームズの「トランプを捕まえろ」詐欺事件で4億5000万ドルの保証金を確保し、判決を不服として控訴するために、ロックアップ期間終了前に株式を清算する権利放棄を求める必要がある。
トランプ氏は5億ドル近い現金を持っているが、専門家によれば、その規模の保釈金を確保するには10億ドルの現金が必要だという。合併承認により、TMTG株は早ければ来週にもナスダック上で「DJT」として取引されることになる。
Nothing like a clean $4 billion added to your net worth
Trump wins again https://t.co/OGf0gBWLGI
— DC_Draino (@DC_Draino) March 22, 2024