・東京が出した「新規感染者数140人」は達成が極めて困難な数字
・140人を達成したのは去年の7月中旬
・ゴールデンウィークどころか夏が来ても達成できるかどうか不明な「途方もない数字」
・このまま続ければ東京と首都圏の経済は確実に潰れる
東京都は宣言解除のための数値目標を新規感染者数を約140人にした模様
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の延長方針を受けて、東京都が宣言解除のための数値目標として、1週間平均で1日あたりの新規感染者数を約140人とする方針を固めたことが5日、分かった。入院患者数を約1000人とする数値も掲げ、指標を満たすか、もしくは満たすと見込まれた場合は緊急事態宣言の解除を要請する方針だ。
都は現在、飲食店などに午後8時までの時短営業を要請している。宣言が解除された場合は感染が再拡大しないよう、31日までは段階的な緩和措置として午後9時までの時短営業も要請する。対象地域など詳細は今後詰めるが、協力金については現在の1日あたり6万円を4万円に引き下げる。
都内の4日時点の新規感染者は1週間平均で約269人、入院患者は1519人だった。政府は5日、首都圏の1都3県に発令している緊急事態宣言を21日まで2週間延長する方針を決める。感染拡大で病床の逼迫状況の改善が不十分だと判断した。
この目標数値は正気の沙汰ではない/「140人」達成は去年の7月にまで遡らなければならない
病床逼迫は嘘
厚生労働省が26日に更新した都道府県の医療提供体制等の状況(医療提供体制・監視体制・感染の状況)において、東京都の重症者病床使用率を下方修正したことがわかったということです。(2/28 TBS)
ピークは1月4日、もうとうに越えている
緊急事態宣言の目的は「人出を抑え、接触機会を減らし、感染を抑制すること」という認識ですが、東京都政策企画局のデータを見ると、緊急事態宣言と人出と感染状況は必ずしも一致していませんし、発症日別の新規陽性者数のグラフを見れば、緊急事態宣言前の1/4時点でピークを越えていることが分かります。(agora)
そもそも目標は500人だった!
2月11日
東京都で新型コロナウイルス感染者の「7日間平均」が減少を続け、政府が緊急事態宣言解除の目安とする「ステージ3(感染急増)」の500人に近づいている。
再延長への都民の怒りの声
2週間再延長を求めた一都三県の知事。何がもう一段ギアを上げないと、だ。自ら何の犠牲も負うことなく、頭にあるのは人気取りのパフォーマンスだけ。その陰でどれだけの飲食業者が血ヘドを吐いてのたうち回っているか承知か。もうダメだというのに、まだ出るでしょうとコスり続ける性悪風俗嬢のごとし
— 村西とおる (@Muranishi_Toru) March 4, 2021
どうせまた動かすだろうと誰も信じない数字 https://t.co/q6ChMNAi1r
— 戯画兎 (@giga_frog) March 5, 2021
「同等の理不尽さ」を置いときます
・テストで合格点に達してるのに「読めたけど字が汚い」という後付け理由で不合格
・「校庭10周!」という目標で走ったのに、ゴール直前で「気が緩んでる」と言われ2周追加
・頑張って仕事を定時で終わらせたのに「なんかリスクを感じる」との上司のお気持ちでサビ残 pic.twitter.com/Wv5K8GdI2b— 新田 龍 (@nittaryo) March 5, 2021
全く理由になっていない↓
全て解除基準をクリアしてステージ3になったのに「病床の指標が安定的に下がり、ステージ3相当だと確実に見極める必要がある」
はぁ!?試験に合格したのに不合格と言われているのと同等です。
声を上げないとね。黙っていると同意と思われます。 https://t.co/qM1NkPqDHI— 堀義人 (@YoshitoHori) March 5, 2021
コロナにかかって死ぬような気がする人たちがこの宣言を支えている
インフルエンザの死亡者数は年に約1万人、結核は約2千人、C型肝炎は約2.5千人、交通事故死者数は約3千人、家庭の浴槽で溺死する人は約1.9万人でコロナで亡くなった人よりもはるかに多い。
多いということは死亡する可能性が高いということなのだが、なぜだかコロナを極度に恐れる。外出する時自分だけは交通事故に遭わないと思っている。インフルエンザには感染しないし、感染しても死ないと思っている、だからインフルはワクチンがあっても2人に1人しかうたない。
コロナ禍による二次的被害を考えない人たちがこの宣言を支えている
失業率と自殺者数という2つの数値は相関関係にある(自殺の状況をめぐる分析第2-9図(厚労省))。失業率が1%増えるごとに約2千人の自殺者が出るとも言われている。日経新聞(2020.4)よれば、2008年9月に起きたリーマン・ショック後の日本の失業者数の増加は約100万人で、今回は当時と同等かそれを上回るという予想もある。
コロナ禍は既に観光、飲食、イベント、小売、ホテル、アパレル、不動産の各業はもう死に体。現時点でものっぴきならない状態にあり、これからもっとひどくなる。
・「コロナで騒いで食っているメディアと働かなくても食える利権屋、ア○な首長、国会議員に都・県議会議員ら」もこの宣言を支持している
・コロナは風邪やインフルエンザと同じ。ウィルスである以上、波(リバウンド)は必ずやってくる。なぜコロナだけゼロリスクを求めようとするのか?飲食、観光、イベント、ホテル業は潰れろと言うのか?
・やることはただ一つ、こんな馬鹿げた宣言は無視するのみ