化石燃料優遇は「恥」 グレタさん、米議員に「責任を問われる」
スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさん(18)は22日、米下院監視・改革委員会の環境小委員会が開いた公聴会にオンラインで参加し、化石燃料関連の産業に対する政府の優遇措置を「恥ずべきことだ」と強く批判した。「いつまで気候変動の危機を無視し続けられると思っているのか」と述べ、早急な対策を求めた。
グレタさんは温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」の約束を守るためには、化石燃料を使う産業への補助金を今すぐ打ち切らねばならないと指摘。議員らに対し「今は何もせずに逃げ切れるかもしれないが、遅かれ早かれ責任を問われるだろう」と強調。さらに、若者は議員らの取り組みを注視しているとし「賢い選択をすべきだ」と迫った。(共同)
化石燃料優遇は「恥」 グレタさん、米議員に「責任を問われる」スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさん(18)は22日、米下院監視・改革委員会の環境小委員会が開いた公聴会にオンラインで参加し、化石燃料関連の産業に…
賢明な選択をせよ
グレタ・トゥンベリは、木曜日に下院の小委員会に事実上出席し、気候変動に関するより具体的な対策を制定するよう議会に呼びかけました。”10代の気候変動活動家である彼女は、議員たちに警告しました。”賢明な選択をしてください。”
Greta Thunberg called on Congress to enact more concrete measures on climate change when she appeared virtually before a House subcommittee on Thursday. “We are the ones who get to decide how you will be remembered,” the teenage climate activist warned lawmakers. “Choose wisely.” pic.twitter.com/5Xi6Mzm6gQ
— The New York Times (@nytimes) April 22, 2021
バイデンもグレタさんにお叱りを受けている
1月29日
バイデン、カナダからの石油パイプライン建設を中断して数千人がレイオフされると怒りをかったバイデン、今度は逆に新たな採掘を目指し試験採掘に31個を許可してグレタさんから怒りをかう大失態
米国のバイデン新大統領は20日の就任から数時間後に、カナダの油田と米メキシコ湾岸の製油所を結ぶパイプライン「キーストーンXL」の建設認可を取り消した。(bloomberg)