米国国務省「トランスジェンダーの米国人が米国パスポートの性別表記をより簡単に変更できるようになった」
米国国務省は水曜日、トランスジェンダーの米国人が米国パスポートの性別表記をより簡単に変更できるようになったことを発表し、将来的にはパスポート申請時の性別表記をより包括的に変更することを約束した。
Transgender Americans can now more easily change the sex marker on their US passports, the State Department announced Wednesday, promising to unveil more gender-inclusive changes to passport applications in the future. https://t.co/gqvuCCwsCZ
— KITV4 (@KITV4) July 1, 2021
パスポートの性別変更が容易に 米国務省、LGBTQインクルーシブ政策発表
2021.07.01 Thu posted at 14:30 JST
米国務省は6月30日、国民がパスポートを申請する際の手続きを変更し、申請者が性別を自分で選べるようにすると発表した。今後は申請者が選んだ性別が身分証明書に記載された性別と一致しない場合でも、医療証明書の提示は求めない。これでトランスジェンダーの人が、パスポートに記載する性別を変更しやすくなる。
国務省はさらに、パスポート申請用紙の性別欄に「ノンバイナリー」「インターセックス」「ジェンダー・ノンコンフォーミング(既存の性別に適合しない)」の人のための選択肢を付け加える方向で取り組んでいるとした。つまり、いずれは性別の選択が「M(男性)」か「F(女性)」かの二者択一ではなくなる。
ただし、新しい選択肢を付け加える作業は「技術的に複雑なことから、大規模なシステムの更新には時間がかかる」とした。
米国のバイデン政権は、LGBTQに対する差別撤廃を目指した政策の変更を相次いで打ち出している
30日は、LGBTQ(性的少数者)を祝う6月の「プライド月間」の最終日だった。性別の多様性を受け入れるジェンダーインクルーシブのパスポート政策は、カナダ、アルゼンチン、オーストラリア、デンマーク、アイスランド、ネパール、ニュージーランドでも採用されている。
トランスジェンダー団体の代表も、「正確なパスポートと一貫した身分証明書を持つことは、日常生活に欠かせない」として国務省の発表を歓迎した。
米国では少なくとも20州と首都ワシントンが、州の文書で同様の変更を行っている。(cnn)
ネットの声
トイレに入った時もこれを見せればOKってこと?
お風呂もこれでOK?
自称の性別がまかり通るってこと。
これ女性は怒らなくていいの?
自分で性別決めていいんだ。恐ろしい世の中になってきたわ