酒店“提供停止”憤り…「断れば二度と注文来ない」
7/9(金)
4度目の「緊急事態宣言」が発出される東京。政府は、酒の販売事業者に対し、酒類の提供停止などに応じない飲食店との、取引の停止を求める方針を示しました。
■酒卸売業「断れば、二度と注文来ない」
政府は、感染対策を強化するため、宣言の対象地域では、飲食店に酒の提供停止を要請。酒類提供に関しては、新たな一手も打たれます。
約5000の飲食店に酒類を卸している「明治屋」は、憤りをあらわにします。
酒卸売業「明治屋」・沓名隆社長:「私的には、納得できないですね。いきなり『酒類は提供するな』と言われても、我々その後、どうしたらいいんだという話になる」
すでに売り上げは6割ダウン
これまでの酒提供禁止で、明治屋の売り上げは6割もダウン。取引先と長年の関係もあるため、政府の要請でも注文が入れば、酒を販売せざるを得ないと話します。
酒卸売業「明治屋」・沓名隆社長:「(注文を)お断りすれば、絶対、二度と注文は来ませんから。客のほうも、あそこ注文しても酒を持って来てくれないとなると、他の持って来てくれる業者さんを探しますから。届けないというのは、かなり無理があります。取引契約書にも、円滑に注文した品は届けるというふうになってますので」
提供してくれなければ新しい提供先を探すだけ
実際、前回の宣言中も、取引先の約4割ほどに酒を卸していました。
酒卸売業「明治屋」・沓名隆社長:「飲食店でお酒が飲めなければ、コンビニや量販店で買って、路上飲みとか公園飲みをするんで。『酒類の提供全部やめろ』というなら、例外なく徹底してほしい」
■飲食店「新しい業者と提携して酒を提供」
酒を注文する飲食店側は…。
酒の提供禁止要請に応じない店:「僕らは酒がないと利益も出ないですし、売り上げにもならないですし。(酒販売)業者さんも『提供できない』というのであれば、また新しい業者さんと提携して、酒を提供すると考え方には至ってます」
酒類を何とか調達して、営業していくと話します。(テレ朝)
ネットの声
当たり前。こういう庶民感覚がいっさいわからないのが今の政府。
しかも、酒販卸には協力金、出ていませんし。
こんな常識さえわからない。
そもそも何を持っていってるんだ。法的根拠はどこにもない。
とにかく目立とうだけでやって、国民のことなど何も考えていない。大臣や議員などそんな奴ばかりだ。
メディアも西村に根拠を聞くべきだ。