知事会「旅行、帰省原則中止を」の提言にSNS猛反発 五輪絡め「国境またぐ運動会は原則中止を」
8/1(日)
全国知事会が夏休み中の都道府県境をまたいだ旅行や帰省を原則中止するよう求めるメッセージ案を示したことについて、ツイッターでは1日、反発のツイートが相次いだ。
7月31日には東京都で新型コロナウイルスの新たな感染者が過去最多の4058人が報告されるなど、全国の感染者数が3日連続で1万人を超えた。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、これ以上の感染拡大を止めるため、知事会は1日、テレビ会議を開き、移動についての国民への呼びかけをまとめた。
これに対し、SNS上では怒りの声が相次いだ。「原則中止」のワードがツイッターのトレンド入り。「こんなに説得力のないメッセージがあるか」、「これ、去年の夏も年末年始も同じこと言ってなかったっけ?」と困惑の声が上がった。
国民には行動制限を呼びかける中、東京五輪は無観客ながら開催中。
日本勢の連日の活躍で盛り上がりを見せているものの、その熱狂ぶりと行動制限は“別腹”という考えが多くを占めている様子だ。ツイッターには「国境をまたぐ運動会は原則中止を」と、世界中から選手が集まる五輪を揶揄する声も。トラックで家ごと移動させている画像を添えながら、「ステイホームしながら外出するにはやっぱりこれしかないよなぁ………」と“最後の手段”を示唆する大喜利めいたツイートもあった。
さらに移動制限がすべての人に適用されるという前提で、「オリンピック選手、競技後、帰れないことに」、「都道府県境またぐ旅行・帰省は原則中止になったら、オリンピックの警備のために集まった全国のお巡りさんが帰れなくなって地方の治安が悪化しちゃう!」といった声も寄せられた。(スポニチ)
全国知事会、都市封鎖検討など緊急提言へ 県またぐ帰省中止も
全国知事会は1日、新型コロナウイルス対策に関する国への緊急提言を大筋でまとめた。変異株の急拡大に危機感を示し、抑え込みの徹底を要求。外出などを厳しく制限するロックダウン(都市封鎖)の手法を検討することも盛り込む方向だ。国民向けのメッセージでは、お盆や夏休みの都道府県境を越える旅行・帰省は、原則として中止するよう呼びかけた。
全国知事会は、新型コロナウイルス対策に関する国への緊急提言を大筋でまとめました。外出などを厳しく制限するロックダウン(都市封鎖)の手法を検討することも盛り込む方向です。https://t.co/HM9Koc94L0
— 毎日新聞 (@mainichi) August 1, 2021
ネットの声
都市封鎖などあり得ない。ロックダウンは効果の検証が必要。
五輪無観客、高校野球、プロ野球は有観客、帰省はだめとかやっていることが無茶苦茶。誰もついてこない。
五輪の同等以上の移動は許して、国民へのメッセージが原則中止じゃ聞いてもらえなくて当たり前。
もう、ホテルや飛行機を予約してる人も多いだろうし、またGoToみたくキャンセル料を保証してくれるのでしょうか。
これを受け入れたら一生続けるってことになるよ。わかってるのかね。ウイルスである以上、毎年発生するからね。