外相「知中派でいいが媚中はいけない」 林芳正氏
2021年11月8日 23:50
林芳正氏
自民党の林芳正元文部科学相は8日のBSフジ番組で、外相について「『知日派』という言葉があるように『知中派』であってもいい」と語った。同時に「『媚中(びちゅう)』ではいけない」と強調した。岸田文雄首相は10日に発足する第2次内閣で林氏を外相に起用する意向だ。
林氏は超党派の日中友好議員連盟会長を務める。党内などに「親中派」だとして、外相起用に否定的な声もある。これに関し「交渉をする上で相手をよく知っているのは知らないよりはいい」と述べた。
ウイグルの人権問題などについて「どう考えても深刻に懸念すべき問題だ」と話した。中国の人権に問題があると国際機関で認定された場合、他国と連携した制裁が検討対象として視野に入るとの認識を示した。(日経)
林元文科相、中国人権問題に懸念「どう考えても深刻」
2021/11/9
林芳正元文部科学相
林芳正元文部科学相は8日夜のBSフジ番組で、中国の新疆(しんきょう)ウイグル自治区などの人権問題に関し「どう考えても深刻に懸念すべき問題だ。中国でも基本的人権が保障されないといけない」と強調した。林氏は10日発足の第2次岸田内閣で外相に就任する見通し。
林氏は日中友好議員連盟会長。「中国に寄り過ぎるのではないか」との懸念が自民党内にあるとの指摘に対し「『知中派』はあってもいい。媚中ではいけない。交渉する上で、相手をよく知っているのは知らないよりはいい」と訴えた。
ネットの声
今はこの言葉を信じたい。
トラップにかかっていなければそれでよし。やる以上は頑張ってもらいたい。
行動が伴って、初めて信用できる。取り敢えずRCEPは見直しで。
本当にそうか?実際をみてからの判断。
外務大臣だから国のことを第一に考えてください。
林氏、2012年の総裁選で「右手で握手しながら、左手には拳を握るのが外交だ」と何度も言っていた。信じたい。