日テレ・藤井貴彦アナが生放送で異例訴え「スーツの規定違反は高梨沙羅選手の罪ではない」
2/9(水)
日本テレビの藤井貴彦アナウンサー(50)が9日放送の「news evey.」(日本テレビ系)で、北京五輪スキージャンプに出場した高梨沙羅(25=クラレ)にエールを送った。
高梨は7日、ジャンプ混合団体で1回目に103メートルの大ジャンプを決めるもスーツ規定違反になり失格。2回目98・5メートルを飛び、追い上げたものの、日本は4位に終わった。
涙が止まらない様子を見せた高梨は8日深夜にインスタグラムで異例の謝罪。悲痛な叫びに心配のコメントも多く寄せられた。
高梨を子供の頃から取材し、応援してきたという北海道の後輩アナに話を聞いたという藤井アナ。「北海道の皆さんは、『沙羅ちゃん、よく2回目を飛んだし、結果がどうであれ、おらが街の沙羅ちゃんだ』という思いで応援していたそうです」と代弁した。
藤井アナは高梨の謝罪コメントに「高梨選手のSNSには謝罪の言葉が並んでいます。スーツの規定違反は高梨選手の罪なんかではありません。自分のことより仲間の人生について思い詰める責任感があるからこそ、2回目を飛んだし、その責任感がなければ日本代表になるほど自分を追い込めないはずです」と思いやった。
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その上で「高梨さんには今どんな言葉も届かないと思いますが、これまでのあなたの活躍でどれだけうれしい気持ちになったか分かりません。北海道の皆さんのみならず、全国の人があなたを責めたりはしていません。もう謝るのはおしまいにしてください」と語りかけた。
アナウンサーとしては異例のメッセージにツイッターでは「藤井アナ」がトレンド入り。「涙出た」「藤井さんありがとう」と感動の言葉が多く寄せられた。(東京スポーツ)
国際スキー連盟に批判殺到「説明すべき」北京五輪スキージャンプ スーツ規定違反問題で
北京五輪のノルディックスキー・ジャンプ混合団体で日本の高梨沙羅(25=クラレ)ら女子選手計5人がスーツ規定違反で失格となったことを受け、一夜明けた8日、国際スキー連盟(FIS)のジャンプ専門ツイッターアカウント(@FISskijumping)に世界各国から批判が相次いだ。
動画(日テレ)
高梨沙羅さんのコメント(公式インスタ)
ネットの声
その通りです。一人でスーツを決めるわけではない。責任を負う必要なんてない。
高梨さんは堂々と日本に帰ってきてほしい。自分を責める必要はない。
悪いのは高梨選手じゃない。それは日本人が一番知っている。
悪いのは国際スキー連盟です。
気にしないで。沙羅さんは悪くない。いいジャンプをした。
2回目のジャンプは感動した!胸はって帰ってきてほしい。
失格は高梨さんだけではない。どう考えても、ジャッジが異常。
高梨さんは前を向いてほしい。高梨さんのせいなんかじゃないことはみんな知っている!
そもそも、最初にチェックして終わりだろ。抜き打ちなんてなんの意味があるんだ。ドーピングでもあるまいし。
はっきり言ってどっちらけ。優勝候補の選手、しかも女子だけ失格。判定が異常!
国際スキー連盟は謝罪会見を開いて説明すべき。どのジャッジがどういう基準で失格にしたのか。
この大会は選手にとって2度とない大会。Wカップとは違う。その重みもわからずに適当にジャッジするな。