広がる供給網にリスク トヨタなどの工場停止サイバー攻撃、対策弱い部品会社が被害
2022年2月28日
トヨタ自動車が部品を製造する主要サプライヤーへのサイバー攻撃を受け、国内の全工場を停止すると発表した。
大手の製造業では供給網が幅広くつながっている。サイバー攻撃では厳重に防衛された企業本体よりも、より対策が甘い海外拠点や関連企業を狙う手口が一般的となっている。
今回の攻撃者の実態や意図は不透明だが、専門家は国内における攻撃が急増しているとして注意を促す。
主要サプライヤーへのサイバー攻撃を巡り、国内の全工場を停止するトヨタ自動車。システムに高度な対策を施しているトヨタへの直接攻撃は難しいとして、部品会社経由で侵入を試みる例が相次いでいました。https://t.co/FMpRnHbdtr
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) February 28, 2022
米国の諜報機関は、ロシアからのサイバー脅威を警告
米国の諜報機関は、ロシアからのサイバー脅威を警告し、米国の重要インフラの防御を強化するよう促しています。
CBSニュースのビル・ウィテカーが60Minutesで報告したように、国全体を暗闇に投げ込むのにそれほど時間はかかりません。
The nation’s intelligence agencies are warning of cyber threats from Russia, and urging U.S. critical infrastructure defenses to be reinforced. As CBS News’ Bill Whitaker reported on @60Minutes, it wouldn’t take much to throw the entire country into darkness. pic.twitter.com/gikiEvQpeo
— CBS Evening News (@CBSEveningNews) February 28, 2022
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さて、今夜は。国家の情報機関はロシアからのサイバー脅威を警告し、米国の重要インフラの防衛を強化するよう促しています。CBSのビル・ウィテカーが日曜の60分番組で報告しました。国中を混乱に陥れるのは簡単です
暗闇の中にいるようなものです。
送電網は広大なターゲットです。実はアメリカには3つあります。東部西部とテキサスにはそれぞれあります。私たちの多くは、変電所に気付くことはほとんどありません。変電所は全国に55,000箇所あり、それぞれに変圧器が設置されています。この巨大な金属の箱の中で、送電網の主力は生の電気を高電圧や低電圧に変換している。
マンハッタンで起きた暴風雨サンディのように、変圧器が爆発した場合、システムは局所的に送電網を維持するための停電を引き起こすように設計されています。しかし、送電網のいくつかのセクションが同時にダウンすると、ドミノ倒しのように停止が連鎖する可能性があります。メトカーフへの攻撃の数ヶ月前に、ファークのジョン・ウェリングホフは、重要な変圧器への物理的な攻撃が連鎖的に停電を引き起こすかどうかの研究を依頼しました。
アメリカ全土のグリット全体を停電させるのに必要な変電所の数は非常に少ないという、実に衝撃的な結果でした
全グレードを停止させる?
その通りです。
国全体を停電にするためには 何台必要でしょう?
20未満です。
ビル・ウィテカーが加わりましたので、ビル20ヶ所の変電所で全システムを停止させることができます。信じられないことですが、あなたの報告によると、それよりももっと少ないかもしれません。そうなんですか?
この報告は2013年のもので、実際にはもっと低い数字でした。たった9カ所の重要な変電所を破壊するだけで、国全体が停電になる可能性があります。複数の情報源から、この数字はあまり変わっておらず、20未満が妥当な評価であると言われました。
さてこの事態に対して政府は、そして誰もができることは何でしょうか
一つは送電線の容量を増やすことです。大規模停電に対する脆弱性を軽減することで、これは政権の新しいインフラ法案によってすでに起こっています。
しかし、今はそうなっていません。
政権の新インフラ法案と2つのセキュリティ向上への投資は、今すぐには実現しません。
この国の3,000の電力会社は電気を売るのが仕事であって、国家の安全保障ではないことを忘れないでください。この最後の点は本当に重要です。
ちょうど先週3人の白人至上主義者が有罪を認めました。国中の送電網を攻撃する計画で、重要な変電所を同時に攻撃して大規模な停電を引き起こす計画だったそうです。
怖いですね。