「こん棒」手放し、プーチン氏の核の脅し許す…「米国の臆病」がウクライナに「残忍な代償」
4/24(日)
米国のバイデン大統領は、ウクライナへの追加軍事支援策を発表した21日、圧倒的な軍事力を背景に外交的な妥結を迫るというセオドア・ルーズベルト元大統領による外交の名言「大きなこん棒を携え、静かに話す」になぞらえ、こう述べた。
「我々は『ジャベリンを携え、静かに話す』。それらを大量に送り込んでいる」
だが、米国の軍事支援は、いざという時には相手をたたきのめすことができる「大きなこん棒」とはほど遠い。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は「戦車と飛行機をください。はっきりした返事を聞けていないのは最悪のことだ」と述べ、米国が戦闘機などの攻撃的な兵器の支援を避けていることに、不満を隠さない。
バイデン氏は、ロシアがウクライナとの国境に部隊を集結させ、侵略の懸念が高まった昨年12月以降、同盟国ではないウクライナに米軍を派遣する考えは「ない」と明言。
「米国とロシアが撃ち合いを始めれば世界大戦になる」とも語り、米露直接の軍事衝突を避けたい意向を強調していた。開戦後も、「第3次世界大戦は何としても避けなければならない」と繰り返す。
国際社会と連携して強力な経済制裁を科す方針を表明していたが、こん棒(軍事力)を手放した外交の結果、ロシアの非道な侵略の抑止に失敗したとの印象はぬぐえない。
米ジョンズ・ホプキンス大のエリオット・コーエン教授は米誌への寄稿で「ウクライナは米国の臆病さのために残忍な代償を払わされている」と批判した。
バイデン氏はロシアの核使用の可能性を最も気にかけているという。ウクライナの「防衛」を訴えても、戦争の「勝利」とは口にせず、「戦争に勝つことよりロシアを挑発しないことに関心がある」(米メディア)と指摘されている。軍事支援も、核による報復のリスクを生じさせない程度にとどめているのが実態だ。
米外交問題評議会のシーラ・スミス上級研究員は「プーチン氏の核の脅しによって、米国の方が抑止されている」とほぞをかむ。ロバート・オブライエン前国家安全保障担当大統領補佐官も「ウクライナで核兵器が使われた場合に取り得る措置を今すぐ宣言すべきだ。核の悲劇を回避するため、強力な抑止力を回復させなければならない」と訴える。(読売新聞)抜粋全文は👉(こちら)
ネット
この戦争はロシアが仕掛けたが、それを誘発したのはバイデンの弱気。
最初から軍事行動はしないと言えば、ロシアにすればやってくださいと言われているようなもの。
トランプ政権だったらプーチンは動かなかった。もし侵略すれば、トランプなら何を仕出かすかわからない、良い意味でも不気味さがあったし、実際シリアでも化学兵器使用に報復をした。
バイデンは世界で馬鹿にされ続けている。もうバイデンに力があると思っている世界のリーダーはいない。
バイデンがウクライナに米軍を派遣しないことを早々に明言してしまったことにより、プーチンがウクライナ侵攻という決断を下すことをを簡単なものにしてしまったのは明らか。
習近平にも馬鹿にされている。フロリダに呼んで、ケーキを食わせながら、シリア爆撃を行ったトランプを見習ってほしい。
最初から軍事力を使わないなどという世界のリーダーは日本とアメリカにしかいない。
残念ながら岸田氏はバイデン政権以下。。。。