ひろゆき氏の金融庁動画が物議 「批判受け止める」
2022/8/26
金融庁が24日公開した、インターネット掲示板「2ちゃんねる」の開設者で元管理人のひろゆき(西村博之)氏(45)=写真=との対談動画が物議を醸している。
ひろゆき氏は過去に民事訴訟で敗れ確定した賠償金を支払っていないとされ、ネット上では「債務を踏み倒した人を起用するのか」などと批判も上がっている。
動画はユーチューブで公開され、ひろゆき氏と金融庁幹部が投資初心者向けに金融リテラシーや資産形成の重要性について対談している。ひろゆき氏は少額投資非課税制度(NISA)について「リスクがほぼない状態で、金融資産を増やし続ける方法は他にない」などと持論を展開した。
一方、ひろゆき氏は2ちゃんねる上の悪質な書き込みを削除せず放置したなどとして、民事訴訟で巨額の賠償金の支払いを命じられた経緯があり、ネット上で起用した金融庁の姿勢に疑問の声が相次いでいる。
金融庁は26日、産経新聞の取材に「民事訴訟の詳細は承知していない。批判は受け止め、今後の広報のあり方について考える」と回答。
ひろゆき氏を採用したのはこれから投資を始める若者層に知名度と人気があることが理由で、出演料は支払っていないと説明した。
鈴木俊一金融担当相は同日の会見で「報告を受けておらず、お答えできない」と述べるにとどめた。
金融庁はまだ「ひろゆき氏との対談動画」の公表についてとして、動画を流している
金融庁では、金融リテラシーの向上や、安定的な資産形成に関する施策として、出張授業やつみたてNISA Meetup(つみップ)などのイベント開催のほか、プロモーション動画を作成し、金融庁ホームページやYouTube上で周知を行っています。
その一環として、投資初心者などに訴求するための「金融庁ちょっと教えてシリーズ」として、10分程度の動画を作成・公表しています。今般、金融リテラシーの必要性や、つみたてNISAについて改めて周知・広報するための10分動画を新たに作成いたしましたので、公表いたします。
ネットの声
池田信夫氏「最も大切な金融リテラシーは、非課税の投資ではない。借りた金は返すことである」
金融庁は一般人の数万円から数十万円の海外送金のチェックが異様に厳しいのに、なぜひろゆき氏は莫大な金額の資産を海外に持ち出せてるんですかね?しかも賠償金踏み倒しなのに、なんで送金できるの?詳しい人教えて。
金融庁はそれはそれは恐ろしい組織と思ってたけど、今回のひろゆきの採用で、そのイメージは地の底に。何も調べてないやんけ。
ネット検索ですぐわかる借金踏み倒しを金融庁が知らなかったとは唖然。
何、借金は踏み倒してもいいってこと金融庁さん?
判決に基づき、ひろゆきの海外送金をインターセプトして賠償に当てるのか、本来の金融庁の仕事で有るはずだろ? なのに報酬支払ってキャンペーンさせてましたとか、こういうだらしのない慣行って資本市場のディスカウント要因になる。
そもそも金融庁は統一教会の海外送金に対して何も検査意見を出してないよね。 疑わしい取引の最たるもんじゃないか?
金融庁も墜ちたもんだね。対談相手を完全に間違っているよね。統括検査官に金融庁自体を検査してもらったらどうですかね。