「小石河連合」なら自民党は分裂 菅前首相が河野氏・石破氏・進次郎氏の誰かを担いだら…混乱する「ポスト安倍」時代
2023.11/24
高市早苗経済安保相に対する、自民党安倍派の風当たりが強い。閣僚の立場ながら、党内に勉強会を立ち上げた高市氏に対し、塩谷立・安倍派座長は「政局につなげる意図があると、おかしな方向に行く」と語った。世耕弘成参院幹事長も「現職閣僚が勉強会を立ち上げるのはいかがなものか」と批判した。
これに対し、高市氏はSNSの投稿で、「何が悪いのか、意味が分からん」と反発した。さらに、「本会議場で総理の批判をされた方々に、まるで私が謀反を起こしたかの様な発言をして頂きたくはありません」と発信した。これは明らかに世耕氏の代表質問での岸田批判をあてこすったものだ。
先週この欄で、支持率が下がっているのはLGBT法成立を境に、岩盤支持層が「離れた」だけでなく、「敵に回った」からだ、と書いた。「保守派の反乱」だ。
そして、岸田内閣の支持率が10%台に落ちれば、自民党内では「選挙に勝てる顔」探しが始まるだろう。もし、菅義偉前首相が人気のある「小石河連合」(河野太郎、石破茂、小泉進次郎の3氏)の誰かを担げば、党内はそちらに流れる可能性がある。
一昨年の総裁選で、高市氏を「保守のスター」と呼んで支援した安倍晋三元首相は、同時にリベラルな河野氏を勝たせたくなかったから、「よりマシ」な岸田氏との「2位3位連合」を組んだ。安倍氏の「リアリスト」たるゆえんだ。
保守派は今、安倍氏亡き後の岸田政権に強い不満を持っている。そして、一部の保守派の岸田攻撃がさらに激しくなれば、政権は崩壊するかもしれない。保守派を制御できる安倍氏はもういないからだ。
ただ、その時に自民党が高市氏でなく小石河連合を選択すれば、その政権は今よりさらにリベラルな方向に進み、保守系議員の離党、すなわち「自民党分裂」にもなりかねない。
保守派が岸田政権に怒るのは分かる気もする。安倍氏が突然亡くなった後に訪れた日本政治の混乱は避けられないことなのだろう。だが、「保守派の反乱」が拡大すると自民党を壊し、日本を壊すかもしれない(zakzak)
ネットの声
小石河で日本沈没します。
今の自民党分裂した方がいい。むしろ解党すべきレベル。
自民党分裂で良いと思います。党内の反日派を一掃しないと支持は戻らないでしょう。
岸田が辞めたらこの3人の誰か?いい加減にしろ。
石破や河野になったら、自民党も本当に終わりだな。
一瞬でも早く自滅しろ。なんの期待もない。
世襲議員2世3世だの、利権の温床確保だの、庶民の生活を知らない貴族様達が国民たる庶民を見下ろしてギリギリで生活している人をただ眺めているだけの自民党。
自民党も岸田以外の人材がこの3人とはお先真っ暗。
自民党はそもそも保守じゃないですから。似非保守。