某日本メディア「バイデンがトランプをリード！」→事実「トランプ大統領がリード」：大統領選世論調査

偏向報道はこうして作られる（TNW）

5月5日

時事通信が、トランプ大統領とバイデンの一対一の対決ではトランプ大統領がリードしているが、ロバート・ケネディJrなど第三極の候補者を加えた場合、逆転現象が起こり、バイデンがトランプ大統領をリードすると、報道しました。

これはフェイクニュースに近い、かなりの偏向報道です。

アメリカの世論調査は大手メディアは独自の調査網を持っており、メディアではなく世論調査会社（政治、経済、市場）も１０社以上、さらに地方の調査会社を加えるとその数は数十社に及びます。

この調査会社の中でどの会社の情報を取るかによって内容は大きく変わります。

通常、日本メディアがアメリカ大統領選の世論調査を報道する場合、「リアルクリアポリティクス（以下：RCP）」という世論調査データ収集サイトを引用することが多いのですが、これには理由があり、RCPが先に述べた数々の「世論調査会社の平均」をとった数値を発表しているためです。

しかし、時事通信はRCPのデータを引用しませんでした。なぜでしょう？

トランプ大統領、ウクライナ終戦へ領土割譲案は「フェイクニュース！」→引っかかったメディアはこちら

トランプ大統領、同盟国にロシア領土の譲渡を求めてウクライナ戦争を終結させる計画に関する報道で「フェイクニュース」 4月7日ドナルド・トランプ大統領は、共和党の有力大統領候補がウクライナ戦争を...続きを読む

時事通信は左派メディアNBCのデータを引用した

「第３の候補」結果左右も　無所属ケネディ氏が存在感―米大統領選まで半年

時事通信外信部2024年05月03日07時08分配信

１１月の投票が半年後に迫った米大統領選で、民主党のバイデン大統領、共和党のトランプ前大統領による再対決の構図となる中、「第３の候補」の弁護士ロバート・ケネディ・ジュニア氏（７０）が存在感を高めている。当選の可能性は低いものの、バイデン、トランプ両氏の票を奪って選挙結果を左右する可能性も出てきた。

ＮＢＣテレビが伝えた４月の世論調査によると、バイデン氏とトランプ氏の一騎打ちなら、支持率はトランプ氏が４６％でバイデン氏の４４％を上回る。だが、２人以外の候補を選択肢に加えた設問では、１３％がケネディ氏を支持すると答えた結果、３９％のバイデン氏が３７％のトランプ氏を逆転（+2）した（時事通信）引用抜粋

テレ朝、立民をかばったか　フェイクニュースを認める／立民の公選法違反である「戸別訪問」はなかった

テレ朝は立民をかばったか　苦し紛れにフェイクニュースを認める島根１区補選記事で公選法違反の「戸別訪問」の表記　テレビ朝日「誤りに気付き修正」 5月2日４月２８日に投開票された衆院島根...続きを読む

次に、RCPのポスト（5月4日）を紹介します。RCPは先に述べたように独自の世論調査ではなく、色々な調査会社のデータを発表しつつ、常にその平均の数値をとっています。

このポストでは、ラスムセンという世論調査会社のレポートを紹介しています。ラスムセンはどちらかというと、右寄りの調査会社ですが、それによると、ロバート・ケネディJrらを加えた調査では、トランプ大統領が１２ポイントもバイデンをリードしています。

2024 General Election: Rasmussen Reports

🟥Trump 48%
🟦Biden 36%
🟪Kennedy 8%
🟧West 1%
🟩Stein 1%

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— RealClearPolling (@RCPolling) May 3, 2024