ソーラーパネルは、効率が悪く、有毒重金属で地下水の汚染の可能性
ツイッターファイルの、マイケル・シェレンバーガー氏「ソーラーパネルは環境を保護すると思われているが、従来のエネルギー源の300倍以上の土地を必要とし、ロサンゼルス・タイムズは「鉛、セレン、カドミウムなどの有毒重金属で地下水を汚染する可能性がある」ことを発見している」
People think solar panels protect the environment but they require 300+ times as much land as conventional energy sources and now the Los Angeles Times has discovered that they could "contaminate groundwater with toxic heavy metals such as lead, selenium and cadmium." pic.twitter.com/SlfDj54n8T
— Michael Shellenberger (@shellenberger) July 18, 2022
カリフォルニア州は屋根上太陽光発電に力を入れた。その結果、埋立地が大変なことに
何年も前に奨励金制度で購入したソーラーパネルが寿命を迎えつつある。その多くはすでにゴミ処理場行きとなっている。
カリフォルニア州は、2006年以降、米国では太陽光発電の普及に力を入れて、太陽光発電パネルを設置を推進し、廃棄についての計画を持たない住宅所有者に対しても補助金を支給してきた。
そして今、この制度で購入されたパネルは、一般的な25年から30年の寿命を迎えようとしている。
太陽光発電パネルの多くはすでに埋め立てられ、場合によっては鉛、セレン、カドミウムなどの有害重金属で地下水を汚染する可能性がある。
太陽電池業界の専門家でRecycle PV SolarのCEOであるSam Vanderhoof氏によると、廃棄されたパネルに関する国際再生可能エネルギー機関のデータや業界のリーダーから得た推定によると、実際にリサイクルされているパネルは10枚中1枚に過ぎない。
カリフォルニア州は、太陽光発電に早くから取り組んできた。2006年にカリフォルニア州公益事業委員会が「カリフォルニア・ソーラー・イニシアチブ」を設立し、屋根へのソーラーパネル設置に33億ドルの補助金を出すことになった。
この施策は目標を上回り、ソーラーパネルの価格を下げ、州の電力に占める太陽光発電の割合を増加させた。さらに、電力会社に電力の一部を再生可能エネルギーから購入することを義務付けるなどの施策により、現在では州内の電力の15%を太陽光発電が占めるまでになった。
しかし、カリフォルニア州では、リベートや、最近では太陽光発電税の導入など、再生可能エネルギーへの取り組みを進めているため、数年後に発生する廃棄物の処理については十分に検討されていなかった。今、規制当局もパネルメーカーも、次に廃棄されるものを処理する能力がないことに気づきつつある。(Los Angeles Times)