「ウィキリークス」アサンジ被告、米スパイ活動法違反認め釈放へ
2024年6月25日
内部告発サイト「ウィキリークス」創設者ジュリアン・アサンジ被告(52)が米スパイ活動法違反の罪を認め、拘束されている英国で釈放されオーストラリアに帰国できる見通しとなった。
米領北マリアナ諸島の裁判所に提出された書類によると、アサンジ被告は、米国の国防に関する機密文書の入手・暴露で共謀したという1つの訴因について有罪を認めることに合意した。
サイパン島の現地時間26日午前9時(日本時間同日午前8時)に開かれる審理で既に服した62月の刑期を言い渡される見込み。アサンジ被告の弁護士からは今のところコメントを得られていない。(reuters)
ウィキリークス創設者ジュリアン・アサンジ氏、米国との司法取引により5年の服役を経て釈放へ – 裁判所資料
AFP2024年6月24日
ウィキリークス創設者ジュリアン・アサンジ氏は、米裁判所で自由と引き換えに軍事機密を漏らした罪を認めることに同意し、長年の法廷闘争に終止符を打ったと、月曜日夜に公開された裁判所文書で明らかになった。
太平洋の米国領土である北マリアナ諸島の裁判所に提出された文書によると、英国で拘留されていたアサンジ容疑者は、国防情報を入手し配布するための共謀の罪状1件について有罪を認める予定である。
ウィキリークスは英国時間火曜日早朝、「ジュリアン・アサンジは自由になった」と報じ、国外へ出国した。彼は米国領土で現地時間水曜日の朝に姿を現す予定である。
現在52歳のこの出版者は、内部告発サイト「ウィキリークス」の責任者として2010年から米国の機密文書数十万件を公開したとしてワシントンから指名手配されていた。
苦難のさなか、アサンジ氏は世界中の言論の自由活動家にとっては英雄となり、一方で、彼が秘密を漏らすことで米国の国家安全保障と情報源を危険にさらしたと考える人々にとっては悪者となった。
米当局は、イラクとアフガニスタンでの戦争に関する米軍の機密を漏らしたとしてアサンジ氏を裁判にかけたいと考えていた。
この司法取引合意により、アサンジ氏の14年近く続いた法廷闘争はおそらく終結するだろう。(insiderpaper)
ジュリアン・アサンジが釈放へ!
驚くべき展開で、ウィキリークス創設者のジュリアン・アサンジは米国司法省との司法取引に合意し、英国の刑務所で5年間の過酷な刑期を耐え抜いた後、自由の身となった。
アサンジ氏は、国防情報を入手し開示するための共謀の容疑に直面している。
司法省のマシュー・マッケンジー氏は、ラモナ・マングローナ連邦地方判事宛ての書簡で、アサンジ氏が水曜日の現地時間午前9時(火曜日の東部時間午後7時)に出廷し、有罪を認めることを確認した。審理後、アサンジ氏は母国オーストラリアに帰国する予定だ。
アサンジ氏は10年以上にわたり、米国への引き渡しに反対して執拗に闘ってきた。今、彼のオーストラリアへの差し迫った帰国は、個人的な勝利を意味するだけでなく、言論の自由の強力な勝利を意味する。
BREAKING: Julian Assange Set to Walk FREE!
In a stunning turn of events, WikiLeaks founder Julian Assange is has reached a plea deal the U.S. Justice Department, allowing him to walk free after enduring five grueling years in a British prison.
Assange, faces accusations of… pic.twitter.com/VTOjhvjhLB
— The Vigilant Fox 🦊 (@VigilantFox) June 24, 2024
ウィキリークス創設者ジュリアン・アサンジ、刑務所から釈放され飛行機に搭乗
BREAKING: WikiLeaks Founder Julian Assange boards a plane after being released from prisonpic.twitter.com/7XuCBYkLat
— ALX 🇺🇸 (@alx) June 25, 2024