トランプ大統領、J6事件や機密文書事件の捜査に関わったFBI幹部、捜査官を数百人解雇へ
2025年1月31日
Reutersなどよると、トランプ政権はFBI内で大規模な人事刷新を実施し、6人の執行補佐官全員と、全56の現地事務所のうち25の特別捜査官を解任または辞任させた。
また、トランプ大統領の機密文書持ち出し事件や議会襲撃事件の捜査に携わったFBIの捜査官を、トランプ政権が解雇の方向。対象者は数百人に上る。司法省もトランプ氏の捜査に関与した検察官を解雇したとされ、両組織に不信感を抱くトランプ氏の「粛清」が本格化している。
トランプ政権は米司法省において大規模な人員削減を実施し、複数のキャリアFBI職員が解任された。 これらの解任は、2021年1月6日の連邦議会議事堂襲撃事件の捜査に関与した職員を対象としており、FBIエージェント協会は、この措置が国家安全保障およびFBIの機能を損なう可能性があると懸念を表明している。
解任対象には、マイアミ、フィラデルフィア、ワシントンD.C.など主要都市の上級FBI職員が含まれる。さらに、司法省はトランプ政権の移民政策に従わない州や地方自治体に対する調査も進めている。
TGPによると、FBIのブライアン・ドリスコル代理局長からの内部メールにより、8名の上級幹部が解任されることが確認された。 さらに、各現地事務所には、2025年2月4日正午までに、2021年1月6日の米国議会議事堂での事件や関連する捜査・起訴に関与した現職および元職員のリストを提出するよう指示が出された。
このリストには、各職員の現在の役職、所属部署、捜査や起訴における役割、そして関連活動の最終日が含まれる。これらの情報を基に、司法副長官室はさらなる人事措置の必要性を検討する予定である。
汚職に手を染めたFBI職員の解雇をめぐり、メディアは大騒ぎを始めた。
The media has started the meltdown over firing corrupt FBI officials.
Rip them out ROOT AND STEM. pic.twitter.com/Jnk5q4IymL
— Gunther Eagleman™ (@GuntherEagleman) January 31, 2025
MSNBC「ハプニング。それは、大規模な出来事の始まりとしか言いようがない。予想をはるかに超える大規模なものの始まりとしか言えない。
FBIでは、多くのFBI捜査官や幹部が解雇されている。彼らの多くは、何らかの形でドナルド・トランプに関する捜査に関わっていた。
NBCニュースの情報筋によると、司法副長官代理のオフィスがFBIに対し、関与した職員のリストを提出するよう要求したという。この要求は、2021年1月6日の事件に関連する職員のリストに関するものであり、FBI内部に パニックを引き起こしている。
FBI内部では、トランプ政権による報復を恐れる声が上がっている。現在進行中のFBI指導部の 粛清 の中で、こうした事態が発生している。
一方、NBCの記者 ケンダルラニアによると、複数のFBI上級幹部が辞任を求められるか、解雇されるよう通告された とのことだ。
この粛清は20以上のFBI地方支局の長を含んでおり、マイアミやワシントンD.C.の支局にも影響が及んでいるこの状況は、始まりに過ぎないとしか言いようがない。