23日、ブルームバーグとZerohedgeが同様の記事、コメントを出しています。だいぶやばいです。ギリシャ発言の石破は辞任すべき!
日本国債市場の流動性悪化、世界市場への警鐘-マクロ分析
2025年5月23日、ブルームバーグのマクロアナリスト、サイモン・ホワイトは、日本国債市場の深刻な流動性悪化が世界市場に重大な警鐘を鳴らしていると警告した。
記事によれば、長期金利の急騰、特に30年債・40年債の利回りが過去最高を記録した背景には、日銀による国債売却観測やGDP比240%に達する公的債務への懸念がある。また、消費税引き下げ論も財政不安を強めている。
国債市場の指標は2008年のリーマンショック時並みに悪化し、20年債入札では1987年以来のテール拡大が発生した。日銀は介入の必要性を否定しているが、市場調査ではすべての項目で流動性の悪化が確認された。

最大の問題は、家計・企業双方のインフレ期待が10%前後に達し、消費前倒しや価格転嫁を通じて物価上昇が加速する「期待主導型インフレ」が始まっていることである。これは、日銀の想定する「緩やかで適応的」なインフレ期待の範疇を超えており、制御不能化の兆しがある。
長期金利の上昇は期間プレミアムの拡大が主因であり、投資家が流動性・財政・インフレリスクへの補償を求めていることを示す。また、日本国債の過半を日銀が保有する偏った所有構造も流動性悪化を深刻化させている。
この結果、日銀のバランスシートは大きな含み損リスクを抱えており、それがインフレ的な資金発行による穴埋めと追加の国債売りを招く可能性がある。国内投資家の損失が拡大すれば、海外資産の本国還流が進み、特に米欧市場に資産価格の下落圧力を与えると指摘されている。
ホワイト氏は、これは日本だけの問題ではなく、世界的な金融安定性に対する「システミックリスク」であると結論づけている。

間もなくこの債券市場のクラッシュは日本の銀行やグローバル市場に広がり、世界的な危機を引き起こす。なぜなら、日本人は今や貧しい農民だからです。
What is ironic, is that Japan does not actually have high core inflation; it does however have soaring rice prices which have skewed inflation expectations across the population as rice is a huge component of the overall CPI basket. Meanwhile the BOJ is scrambling to contain… pic.twitter.com/2zo9nw1wJO
— zerohedge (@zerohedge) May 23, 2025

2025年5月23日、Zerohedge「皮肉なことに、日本には本当の意味での高いコアインフレはありません。しかし、米価格が急騰しており、これが国民全体のインフレ期待を歪めています。なぜなら、米は消費者物価指数(CPI)バスケットの大きな構成要素だからです。
一方、日本銀行(BOJ)はインフレ抑制に奔走していますが、食品を除いたインフレ率は低下しており、実質賃金は記録的な低水準にあります。それでもBOJは金利を引き上げて金融引き締めを行っていますが、食品インフレに対しては全くコントロールできません。
しかし、その金融政策と強い円の副産物として、債券市場は今や毎日崩壊しており、間もなくこの債券市場のクラッシュは日本の銀行やグローバル市場に広がり、世界的な危機を引き起こすでしょう。
要するに、日本は次の金融危機を引き起こすでしょう。なぜなら、日本人は今や貧しい農民だからです。」

『米価格の急高と日本貿易権政策の誤調』
「THE PRICE IS RICE」とタイトル付けされたグラフが示すように、日本では2024年以降、高標準に急高し、物価予想に大きな影響を与えている。
この急高は、家計や企業のインフレ期待を抽象的に高め、購買前借や価格の先験を加速させる。これは結果的に物価上昇を自動的に技ないでいく悪循環となり、日本経済に繰り込む深刻なスパイラルの初動点となりうる。
日本銀行は金利を上げて金融強化を追求しているが、米などの食料は金融政策では控制不可であり、天候または作法不良、世界貿易の情勢に影響される要素である。
それにもかかわらず、日銀は物価を抑えるためとして金利を上げ続け、その結果、債券価格は毎日下落している。これが「債券市場のクラッシュ」であり、日本の銀行に含み損を生じ、システムリスクを広げるものとなっている。

日本は最大の米の消費国でありながら、自国製にこだわる米促成策を続け、高い関税と文化的抱えで輸入を控えている。これらの要因が合わさって米価格の高騰を助長しており、経済の脆弱性を露呈している。
Zerohedgeは最後に「日本人は今や貧しい農民だ」と語り、日本経済の構造的問題、小野な政策、物価機能の失敗を痛強に指摘している。
「貧しい農民」:米価格の高騰は、農家にとっても負担。農家は米を高く売れる一方で、生産コスト(肥料や燃料など)も上昇しており、利益が圧迫されている。また、一般消費者にとっては生活費の増大を意味し、経済的に追い詰められる状況です。Zerohedgeは、日本の経済が「貧しい農民」のように脆弱な状態にあると表現し、米価格の問題が金融危機の引き金になると警告している。
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