マスク氏「白人が黒人から被害を受ける可能性は、逆の場合より31倍も高い」/メディアは白人が加害者の場合しか報道しない
イーロンマスク氏「知っていただろうか?これは政府が報告している単なる事実にすぎない。解決策について議論することはできるが、事実そのものは正確である」
AmiriKing氏「あなたに本当に不快感を覚えさせる「事実」を知りたいか?白人は、黒人による暴力の被害者となる割合が、とんでもなく不釣り合いに高い。比較にならないほどだ。
Did you know this?
These are just the facts as reported by the government.
One can argue about what the solution may be, but the facts are accurate. https://t.co/iMQIbEQxii
— Elon Musk (@elonmusk) September 8, 2025
マスク氏が指摘し、今全米のネットで話題の事件はこれ👇

2017年から2021年の間に、黒人による白人への暴力的事件はおよそ238万件。白人による黒人への事件は約37万件。比率は6.4対1だ。
年間の被害率(人口1000人あたり)は、白人が黒人から被害を受けるのが約2.4、黒人が白人から被害を受けるのは約1.8。加害率(人口1000人あたり)で見ると、黒人による白人への加害は約11.6、白人による黒人への加害は約0.38。比率はおよそ31対1になる。
殺人事件(FBI 2019年)では、黒人による白人殺害が566件、白人による黒人殺害は246件。比率は2.3対1だ要するに、白人は黒人に被害を受ける可能性が、逆のケースより31倍も高いということだ。黒人はアメリカの人口のわずか13.6%しか占めていないのに。「我々は狩られていない」と言えるか?
出典:米司法統計局(BJS)全米犯罪被害調査(NCVS)

メディア報道のダブスタ ― 「ダニエル・ペニー事件」と「イリーナ・ザルツカ事件」
●「ダニエル・ペニー事件」:100本の報道記事
元海兵隊員ダニエル・ペニーは、ニューヨークの地下鉄で、食べ物や飲み物がなく死んでも構わないなどと叫び、乗客に対して脅威を与えていた、ホームレスの黒人男性ジョーダン・ニーリーを抑え込み、死亡させたとして過失致死罪に問われた。この事件は瞬く間に全米メディアの注目を浴び、CNNやニューヨーク・タイムズを含む主要紙・放送局が繰り返し報じた。
Fox Newsの調査では「Daniel Penny」で検索すると100件もの記事が出てくる。背景には「白人男性が黒人を死なせた」という、人種問題を強調しやすい構図がある。報道はしばしば「社会的不正義」「警察や司法の人種差別」と結びつけられ、政治的文脈の中で拡大解釈された。
・日本のメディアも同様。「ダニエル・ペニー」で検索すると、産経、日経、日テレ、毎日、共同と山ほど出てくる。
●「イリーナ・ザルツカ事件」:報道ゼロ
一方で、最近米国でウクライナ出身の女性イリーナ・ザルツカが、黒人の男により殺害された事件が起きた。しかし「Iryna Zarutska」で検索しても、CNNやニューヨーク・タイムズを含むメインストリーム・メディアにはほとんど記事が存在しない。Fox Newsはこの事件を取り上げ、「これは人種の問題である」と報じたが、それ以外の大手メディアは沈黙を守っている。被害者が白人女性、加害者が黒人男性という構図は、ナラティブ(物語)として政治的に扱いにくいためだと指摘される。
・日本のメディアも同様。「ウクライナ少女 殺害」「ウクライナ人 殺害」で検索しても報道はゼロ。

「数字が語る現実」と「選択される物語」
司法統計局(BJS)のデータによれば、2023年には黒人による白人への犯罪が38万5千件、白人による黒人への犯罪は11万8千件弱と、大きな差がある。しかしメディアはその全体像を報じるのではなく、一部の数字に「ズームイン」して文脈を切り離して伝える。結果として、「黒人が被害者」の事件は繰り返し報じられ、「白人が被害者」の事件は無視される傾向が強まっている。
この二つの事件は、米国メディアが「事実」よりも「物語」を優先する姿勢を象徴している。報道の偏りは、単なる情報の欠落ではなく、社会の分断や不信を加速させる重大な要因となりつつある。

NOW – Fox News says slaying of Iryna Zarutska “is about race.” pic.twitter.com/UAwL09oItb
— Disclose.tv (@disclosetv) September 8, 2025
FOXニュース:なぜそうなるのか?なぜある出来事(ダニエル・ペニー事件)は100本の記事になるのに、別の出来事(イリーナ・ザルツカ事件)は記事ゼロなのか?
それはメディアが事実や真実よりも、大文字で語られる「物語(ナラティブ)」に興味を持っているからだ。ここで実際の事実を見てほしい。犯罪に関しては、物語は「人種」を軸に展開される。人種だ。
2023年における黒人による白人への犯罪は38万5千件、白人による黒人への犯罪は11万8千件弱である。数の差が歴然としているのがわかるだろう。
しかし、メディアが実際にやっていることはこうだ。ちょうど今カメラオペレーターがやり始めたように、メディアはカメラをこの数字にズームインする。文脈を切り離したこの数字だけ(白人による黒人への犯罪)を拡大して見せるのだ。
参考記事

