バイデン大統領に忍び寄る認知症の兆し
2021/06/22
保守系オンライン・メディア、「ワシントン・フリー・ビーコン」(2012年に保守派のヘッジファンド経営者、ポール・シンガー氏が創設)のベテラン政治記者、アンドルー・スタイルス氏は、コーンウォールから送られてきた映像を見ながら、バイデン氏の一挙手一投足をチェックしていた。
同氏は6月14日、その結果をこう報じた。
スタイルス氏はその具体例を列挙した
ジョンソン大統領に唐突に口を挟む
一、7か国各国首脳とゲスト参加した韓国、オーストラリア、南アフリカ各首脳が並んで写真撮影する場で、ホストのボリス・ジョンソン英首相が一人ひとりを紹介していた。
ジョンソン氏は、南アのサイリス・ラマポサ大統領をすでに紹介していたにもかかわらず、バイデン氏はジョンソン氏の話半ばに「南アのラマポサ大統領。大統領!」と不意に口を差し挟んだのだ。
ジョンソン氏はきょとんとした顔で「すでに紹介しましたけど」。
バイデン氏は「そうでしたか。いや、失礼した」。
バイデン氏は世界中の人々が見ている場で米国に恥をかかせた。
二、バイデン氏とジョンソン氏との関係はサミット前から緊張状態にあった。
訪英に当たってバイデン氏はジョンソン氏に米国製の高級自転車とヘルメットを贈った。ところが、英国では自転車をプレゼントするのは、相手にさっさと消えろという意味だ。
こうした代物を英国人に贈ったことは、儀礼に反するだけでなく、自転車は社会にとって困りものと考える数百万人のアンチ自転車派の米国人を侮辱したことになる。
シリアとリビアを何度も間違える
三、同行記者団との質疑応答の際でもバイデン氏の精神状態の不安定さが露呈した。
記者が「トランプ前政権の関税措置や制裁措置は堅持するのか」と尋ねた。これに対しバイデン氏は「まだ就任後129日しか経っていない。おい、おい、待ってくれよ。もっと時間をくれよ」とけんもほろろ。
それほど怒るような質問でもないのに、である。
四、サミットでバイデン氏は各国首脳にロシアのプーチン大統領との会談について説明した。
「米ロは一緒に問題解決に当たれる。例えばリビア問題」「リビア、リビア」と一度ならず繰り返した。
聞いている各国首脳はこれが「シリア」であることを知っていたが何も言わなかった。訂正したのは会議の終わった後、ホワイトハウス報道官だった。
(https://freebeacon.com/biden-administration/biden-gaffes/)
南カリフォルニア大学医学部の精神科医の一人は、筆者に次のように解説する
「これは大脳皮質の衰えに原因がある。人間の脳には、その場その場でのリアクションを一時保管し、適切な反応であるかどうかを判断したうえで行動としてアウトプットできる機能が備わっている」
「大脳皮質とは、大脳の表面を覆っている神経細胞の塊で、100億以上の神経細胞からなっている。人間の思考や言語機能を司る部位だ」
「この活動は老化とともに弱まる。その結果、お年寄りにはその場に適さない発言や異常な行動が増えてくる」
「78歳のバイデン大統領の失言が頻繁になってきたのは、この大脳皮質の働きが弱まってきた証左だと考えられる」
「大脳皮質の機能が極度に衰弱すれば、認○症になる。病状は多岐にわたる。アルツハイマー認知症、血管性認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭葉変性症などがそれだ」
バイデン氏の高齢問題が2020年の大統領選当時も問題視されてきた
バイデン氏はジョージ・ワシントン大学医学部のケビン・オコーナー博士の診断を受け、同博士は3ページもわたる健康診断書を作成、公表した。
これによると、バイデン氏は1980年代後半に頭部動脈瘤ができ手術したほか、静脈血栓症や肺塞栓症も患ったが、2020年大統領選時には抑制されているという。
オコーナー博士は「バイデン氏の身体およびメンタリティは大統領の責務を全うできるに十分な状態にある」と太鼓判を押していた。
あれから1年余、現在の状況がどうかを証明するものではない。
(https://www.nbcnews.com/politics/meet-the-press/blog/meet-press-blog-latest-news-analysis-data-driving-political-discussion-n988541/ncrd1103456#blogHeader)
(JBpress引用抜粋)