バイデン、イラクとシリアの国境付近にいるイラン支援の民兵への空爆
ペンタゴンのジョン・カービー報道官によると、バイデン大統領は今週末、無人航空機による攻撃に対応して、イラクとシリアの国境付近にいるイラン支援の民兵への空爆を命じた。
NEW: Pres. Biden ordered airstrikes this weekend on Iran-backed militias near the Iraq-Syria border in response to unmanned aerial vehicle attacks, according to Pentagon Press Sec. John Kirby. https://t.co/Yyv89hnrTW
— ABC News (@ABC) June 27, 2021
イラクとシリアの国境付近にいるイラン支援の民兵への空爆を指示
2021年6月28日
米国防総省のジョン・カービー報道官によると、ジョー・バイデン大統領は今週末、無人航空機による攻撃に対応して、イラクとシリアの国境付近にいるイラン支援の民兵への空爆を指示した。
カービー報道官は日曜日に発表した声明の中で、「バイデン大統領の指示により、米軍は今日の夕方、イラクとシリアの国境地域でイランを支持する民兵組織が使用する施設に対して防衛的な精密空爆を行った」と述べた。
「これらの施設は、イラクの米軍関係者や施設に対する無人航空機(UAV)攻撃に従事しているイラン支援民兵が利用していることから、標的が選定された」と述べている。
カービー氏は、米国は法的権利の範囲内で行動しており、空爆は自衛の問題であると述べた。
バイデン米大統領、イラン支援の武装勢力施設に空爆を指示 イラク・シリア国境
米国のバイデン大統領は27日、イランが支援する武装集団が使用しているイラクとシリアの国境地帯にある施設に対して、防衛的な精密爆撃を実施するよう軍に指示した。国防総省が明らかにした。
国防総省のカービー報道官は、今回の標的が選ばれたのは、イランが支援する武装勢力が無人機を使って、イラクにある米国の人員や施設に対する攻撃を行っていたためと説明。作戦施設や兵器の保管施設に対する空爆をシリアの2カ所とイラクの1カ所で行ったという。
カービー報道官は今回に空爆について、バイデン大統領は米国の人員を保護するために行動を起こすことを明確にしたと述べた。
バイデン政権で空爆の指示が出たのは今回が初めてではない。
バイデン大統領は2月、米軍に対するロケット攻撃を受けて、イランが支援する武装勢力が使用するシリアの施設について空爆を指示していた。(cnn)