終わりはいつ?そんな疑問に答えた記事です
Q
感染拡大の波が繰り返されて緊急事態宣言が何度も出されて…なぜこうなってしまうの?A
必然といえば必然なんです。対策を緩めれば感染者は必ず増えます。感染拡大が続く新型コロナ、
終わりはいつやってくるの…?そんな疑問に答えた記事です↓https://t.co/I9yr76WM01
— NHKニュース (@nhk_news) August 9, 2021
学生との問答の形で答えます
ただ、感染症の撲滅はほんと難しいんですよ。
例えば「はしか(麻しん)」。
日本は2015年に、WHOの西太平洋地域事務局から「日本は、はしかを排除した国ですよ」って認定されたんです。
だけど、国内で「はしか」に感染する人が2016年以降報告されています。
日本の過去の予防接種制度などの影響で、30~40代くらいの世代は、はしかに免疫を持っていない人が比較的多いとされています。
私たち人類にとっては、克服できていない感染症が非常に多いんです。
これからもwithコロナ!?
新型コロナは今後どのような立ち位置になっていくのでしょうか。
天然痘みたいに撲滅はできないだろうとみられています。
これだけ地球の隅々までウイルスが広がっているので、ウイルスをなくすことはおそらくできないだろうと。
「はしか」のように、ワクチン接種で何十年も続く免疫ができ、その後はほとんどかからないということになると、感染者が減ることも考えられます。でも、おそらくそうはなってくれなさそうです。
なぜですか?
その原因の1つはウイルスが変異しているからです。
デルタ株(インドで確認)ウイルスに感染して免疫を獲得したり、ワクチンを打ったりしたとしても、次の変異したウイルスにかからないとは限りません。
インフルエンザのように繰り返しかかる感染症になるかもしれないという専門家もいます。
長くつきあうことになりそうなのですか?
その可能性はあると考えておいた方がいいかと思います。
はっきりしないことって何ですか?
ひとつがワクチンの効果です。
感染や発症、重症化を防ぐ効果は高いとされていますが、その効果がどれくらいの期間続くのかということ。
半年なのか、1年なのか、それ以上なのか。
あと、今後のものも含め、変異ウイルスにどれくらい効果があるのかです。
効果が長く続かなかったり、変異ウイルスへの効果が十分でなかったりしたら、どうしたらいいのでしょうか。
インフルエンザのワクチンのように毎年、定期的に接種することになるかもしれません。(NHK引用抜粋)
参考記事
(画像:WHO)