高市前総務相「信念と違うことは明確に説明できない」 河野氏念頭に
2021年9月12日
自民党総裁選で出馬を表明している高市前総務相が12日午前、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」に出演し、靖国神社参拝について「ことさら外交問題にしようという声が上がっていることはおかしい」と強調した。さらに「アメリカのアーリントン墓地にも行った。感情としては色々な思いはあるが、お互いの国のために命を捧げられた方々に敬意を表し合うということを当たり前にしたい」と語った。
また、党内の保守派に影響力があり高市氏を支援する安倍前首相から「できるだけテレビなどに出演して、多くの方に政策や主張を知ってもらうべきだ」とアドバイスを受けたことを明らかにした。高市氏によると、安倍氏は「次の首相にとっては皇室の在り方を決定しないといけない大事な時期になる」との認識を示しているという。
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さらに「危機管理投資、成長投資に予算をつける」と訴え、「財務当局がプライマリーバランスにこだわり、安倍内閣時に機動的な財政出動が中途半端に終わってきた」と指摘。
持論である「基礎的財政収支=プライマリーバランスの黒字化」を一時凍結し、積極的な財政出動を進める考えを示した。
また安倍氏は周囲に「高市氏の政策は明確で分かりやすい。経済規模(GDP)トップ3のアメリカ、中国、日本で女性トップは過去にいない。女性候補が総裁選に出ることは大事なことだ」と語る。
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高市氏は週末も積極的にテレビやインターネット番組、雑誌などメディアの取材に応じ、情報発信を強めている。さらに高市氏は11日夜には東京都内のホテルで、自身を支える議員らと今後の戦略や情勢分析など対応を協議した。13日からは、国会議員の事務所を訪ねて、挨拶周りを進めることにしている。
発信力を強める高市氏「信念と違うことは説明できない」 河野氏念頭に指摘
高市氏は、総裁選でライバルとなる河野規制改革相が「原発政策」や「女系天皇」を巡り持論を封印しているとの声が出ていることについて、「私は他候補の批判は一切しない」としながらも、「自分の信念と違うことを明確に説明するというのは相当大変で、譲れない所は譲れない。信念を持っていないと国会論戦に堪えられないし自分の言葉で語りかけることが難しくなるのではないか」と指摘した。
17日の総裁選告示後、候補者同士の論戦が本格的に行われる。コロナ対策をはじめ、安全保障、経済政策などの政策論争に注目が集まる。(fnn抜粋)
ネットの声
ブルーリボンバッジをつけたり外したりする人には無理。
女系、靖国、原発とも封印して保守を装う人は信用ならんね。
国会論争どころか総裁選論争でも負けるだろうし、馬脚を表すと思う。
票欲しさに自分の考えを隠す人間など信用できない。
あれだけ、原発がー、女系がーと言ってきたのに、総裁選になると途端に引っ込める。卑しいし、浅ましい。恥ずべき!