ジャーナリズムとはなにか?:日本記者クラブの偏向問題
9月18日に日本記者クラブ主催で行われた、自民党総裁選候補者討論会の偏向っぷりが酷いと物議を醸しています。
後半、4人の候補者に対しての代表記者団からの質問が、河野氏、岸田氏に集中。高市氏、野田氏に対してはほとんど質問しないという事態が発生。
この偏向進行に、識者の方々は怒り心頭です。
門田隆将氏「出陣式の出席人数まで改竄して“河野上げ、高市下げ”を続けるNHKも真っ青の日本記者クラブ候補者討論会が行われた。なんと対中国、対韓国、また憲法という重要問題に対し発言を許されたのは河野太郎氏と岸田文雄氏だけ。こんな公平性欠如の偏向運営による討論会は必要ない。次回からなくして頂きたい」
加藤清隆氏「日本記者クラブでの候補者討論会で、高市、野田両候補は日中、日韓、北朝鮮、拉致、憲法という国民が知りたい重要問題で発言の機会を与えられなかった。門田隆将氏は「こんな公平性欠如の偏向運営の討論会は必要ない」。私も長く記者をやっているが、こんな酷い仕打ちは聞いたことがない。恥を知れ!」
小川和久氏「日本記者クラブ主催の自民党総裁選討論会第2部。外交安保について、外相経験者のみというよくわからない理由で、複数の質問について、女性候補2人に発言の機会を与えなかった。総理総裁を目指す人に外交安保を質さないでどうする(怒)。岸田、河野両氏の外相としての実績、どれほどあるのか!」
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さらに、記者の方のうっかり発言で、偏向っぷりが明るみに。
日本記者クラブで、露骨な高市外しを数十分行った記者らの1人が隣の記者に
「4人に聞いちゃって良いんですか?」とうっかり。周りに聞こえてしまう。#高市早苗さんを総理大臣に #2021総裁選は高市早苗 pic.twitter.com/SNHPCe2U7C— Y63 (@yktmyyy) September 18, 2021
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だらしない野党で政権交代が望めないため、実質日本のトップを決めることになる今回の総裁選。国民の関心もかつてないほど高まっています。
戦前から続く「記者クラブ制度」は、以前より権力とメディアの歪んだ関係が指摘されています。
今回の日本記者クラブの大失態は猛省が必要です。
最後に英国人作家:ジョージ・オーウェルのこの言葉を日本記者クラブに送ろうと思います。
Journalism is printing what someone else does not want printed;everything else is public relations.
(ジャーナリズムとは、誰かが報じられたくないことを報じることである。それ以外は広報に過ぎない)
(agoraより引用抜粋)記事全文は以下👇
有本香氏
大メディアが加盟。産経新聞は入っていない。フリーは入会もできず、要人会見でも入れない。
昨日、不公平極まる候補者討論会を主催した日本記者クラブは、「日本で唯一のナショナル・プレスクラブ」と称して公益社団法人の認定を受け、大メディアが会員加盟していますが、産経新聞は入っていません。我々フリーも入会できないばかりか、要人会見でも入れません。排他的で多様性を好まない組織。 https://t.co/MwQtqjVehJ
— 有本 香 Kaori Arimoto (@arimoto_kaori) September 18, 2021
日本の公益社団法人。以前は内閣府所管の社団法人だったが、公益法人制度改革に伴い、2011年4月1日に公益社団法人に移行した。歴代理事長:2003年には第13代に北村正任が選出されてからは日経、朝日、毎日、読売の順にローテーションしている。
ネットの声
メディアは落ちるところまで落ちた。
産経が入ってないってどういうこと。ほとんど左派じゃん。
新聞は放送法などの規制がないから、やりたい放題。はっきり言ってアジペーパー。
腹が立つのは、我々は公平公正だなどとぬかしているところ。堂々と偏向していると言えばまだ可愛げがある。
メディアとか便所の紙か、よくて広告雑誌だろ。