習近平と抱き合う、へつらう、慰め合う… 自民党で出始めた岸田“中国外交”への不信感
11/24(水)
総選挙で予想外の勝利を収めた岸田文雄首相。新型コロナウイルス対策を含めた経済対策を閣議決定し、いよいよ「岸田カラー」を発揮していく意欲に満ち溢れている。しかし、その思いとは裏腹に自民党が取り込みたい保守層は距離を置き始めている。ハト派政権の誕生は何をもたらすのか。
「岸田首相は『経済成長』以外の安倍路線については転換すべきと考えているでしょう。党役員や閣僚人事で安倍氏の声を尊重しなかったのは、その一端です。声が大きい誰かの意見ばかりを聞いていたのでは『何のために30年ぶりにハト派・リベラルを包容する宏池会政権が誕生したのかわからない』と考えていると思いますよ。でも、面白くないと感じている人たちも自民党内にいるのは事実でしょう」(自民党を担当する全国紙政治部記者)。
バラマキ批判が根強く、与党間調整の難航が予想された「10万円相当の給付」を衆院選公約に掲げた公明党に花をもたせ、自らの指導力もアピールした形だ。これには自民党の高市早苗政調会長が「大変不公平な状況が起きる」と異論を唱え、党内からも批判が噴出した。「首相が勝手に決めちゃうならば、政務調査会はいらないことになる」(自民党中堅)との不満も漏れる。
「抱き合う、へつらう、慰め合う」対中姿勢
安倍政権時代に岩盤支持層といわれた保守層を中心とする「離反」は、とりわけ外交・安全保障面で目立っている。岸田氏は、超党派の日中友好議員連盟会長を務めていた林芳正氏を外相に起用。中国の新疆ウイグル自治区や香港での人権問題をめぐり制裁を科せるようにする「日本版マグニツキー法」(人権侵害制裁法)の制定を当面見送る方針と報じられるなど、対中姿勢に「抱き合う、へつらう、慰め合う」の弱腰だと批判されている。
岸田氏は、記者会見で「権威主義的・独裁主義的体制が拡大している」と中国を牽制し、人権問題にも毅然と対応すると表明。たしかに経済安保相に小林鷹之氏、首相補佐官に中谷元氏をそれぞれ起用したが、「親中派の代表格である林氏を外相にして、法制定も見送りとなれば、総裁選で勇ましい発言をしていたのは保守派の歓心を買うための方策にすぎなかったのではないかと疑いたくなる」(自民党関係者)との不信感を招いている。
「対話を続けていく必要はありますが、言うべきことは、ハッキリ言っていきたい。尖閣諸島周辺の領海侵入やウイグルにおける人権問題など、看過できない問題には毅然とした対応をとっていきます」こう強調している岸田氏。
米国のバイデン政権が対中包囲網の構築を急ぐ中、岸田首相はどのように関与していくのか。自民党ベテラン議員の一人は不安を隠さない。「岸田首相は維新が総選挙で躍進した理由をまったくわかっていない。自民党から保守票が逃げて維新にいってしまったんだよ。このままでは来年夏の参院選も難しい戦いになりかねない」(デイリー新潮、抜粋全文は下記👇)
ネットの声
口だけだな。この男は。全く信用していない。
総裁選や衆院選と言ってることがまったく違う。はっきり言って二枚舌。
どこが外交のプロだ。慰安婦合意は大失敗だろうが。
近年の自公政権は、言っている事とやっている事が逆で、腹が立つ。
多分コロナが止んだら金正恩とも抱き合うと思う
参議院議員選は負けですね。
不信も不信。岸田媚中内閣打倒との声は大きくなっている。
保守層は騙されたと思っている。はっきり言って怒りしかない。