高梨沙羅を失格にしたポーランド判定員が正当性強調「違反は1センチ、2センチではない」
2/9(水)
ノルディックスキー・ジャンプの混合団体で高梨沙羅(25=クラレ)ら女子選手5人をスーツの規定違反で失格にしたポーランド人判定員のアガ・ボンチフスカ氏が判断の正当性を主張している。
7日に行われた混合団体で失格がわかると高梨は号泣し、4位とあと一歩メダルに届かなかった責任を一人で背負い込んだ。同日の失格者は高梨のほかダニエラ・イラシュコシュトルツ(オーストリア)、カタリナ・アルトハウス(ドイツ)、シリエ・オプセト、アンナオディネ・ストロム(ともにノルウェー)の計5人。ドイツのシュテファン・ホルンガッハー監督が同国メディア「ZDF」などに「これはスポーツの精神に反する。完全にクレージーだ」などと怒りをぶちまけるなど波紋が広がった。
国際スキー連盟(FIS)の運営責任を問う声も大きくなっている中、ボンチフスカ氏はポーランドメディア「SPORT・PL」に「選手は守らなければならないルールがあります。私の仕事はルールを守ることです。もしルールが違反があれば、残念なことですが、混合団体のようなことが起きることがあり得るのです」と正しい判断だったと主張した。
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さらにこんな事情まで明かした。「個人戦では、すべての選手がチェックされるわけではありません。逃げ切った人もいます」
また高梨の失格についても言及。号泣してチームメートに謝罪した高梨を失格するのは大変だったのではと問われ「彼女たちには申し訳ないという思いもある。しかも五輪という大舞台で失格を伝えなければならないのは、本当に難しいことです。それでも違反があればそういう判断をしなければなりません」。その上で「肉眼で見ても違反は明らかで1センチ、2センチの問題ではありません。それははっきりしています」。これは太もも部分が2センチ大きかったとする日本側の見解と食い違う。
さらに失格となった高梨とイラシュコシュトルツのケースは、チームもスーツが大きすぎることを認識していたとしたが、果たして…。(東京スポーツ)
ネットの声
じゃ、何センチだったんだ。そこをしっかり出してもらおうか。
肝心なのは事実確認。他国の選手が主張している、「いつもと違う方法で検査された」というのは事実なのか。
日本側の認識と、今回のポーランド判定員の「違反は1センチ、2センチではない」とのコメントと食い違うことになる。そこはきっちり検証が必要だと思う。
国際スキー連盟は会見を開くべきだ。これだけ失格を出した以上、その責任がある!
5人をスーツの規定違反で失格とか異様、異常。
そもそも、こういう大事なことをたった一人のジャッジにやらせていること自体がおかしい。複数、少なくとも3人のジャッジが必要。
「逃げ切った人もいます」って国際スキー連盟は頭大丈夫か?なんで事前チェックをやらないの?そこで全員チェッっくして合格者だけプレーさせれば終わりだろ。ドーピングじゃあるまいし、抜き打ちとか事後にやって失格なんてあり得ない。
今回の五輪は何もかもだめ。スポーツがなんらかの意図的なもので左右されることがわかった。全く興味が失せた。