イーロン・マスク、バイデンは「本物の」大統領ではないと示唆
2022年5月18日
億万長者のイーロン・マスクは月曜日、ジョー・バイデン大統領に一撃を加え、彼が実際に責任者なのかどうか疑問を呈した。
テスラの代表であるマスク氏はポッドキャストのインタビューで、過去には「圧倒的に民主党に投票してきた」としながらも、現政権と民主党をその政策で批判した。
「真の大統領は、テレプロンプターを操る者だ 」と、マスク氏はバイデン氏について語った。「権力への道は、テレプロンプターへの道だ」
誰かが偶然にもテレプロンプターに寄りかかるとしたら、『アンカーマン』のようになりそうだ」とマスクは冗談を言った。
2004年のウィル・フェレルの映画で、彼の演じるロンバーガンディがテレプロンプターに書かれたことを何でも読み、視聴者を侮辱してまで読むという内容であった。
「この政権は、多くのことを成し遂げられないようだ」とマスクは付け加えた。「トランプ政権は、(ドナルド・)トランプ前大統領はさておき、政権内には物事を成し遂げるのに効果的な人がたくさんいた」と。
民主党は、「各種組合や弁護士に振り回されすぎている」、「特に集団訴訟の弁護士だ」と付け加えた。
「バイデンの場合は、単に労働組合に取り込まれすぎている、(バラク)オバマ前大統領の場合はそうではなかった。」とマスク氏は述べ、バイデンは一般市民よりも労働組合を優先させると主張した。彼によれば、それはオバマ政権とは対照的なことだという。
また、ホワイトハウスの経済政策に難色を示しているのは、マスク氏だけではない。アマゾンの創業者で元最富豪のジェフ・ベゾスは、連邦政府の数字が最近、2021年4月から2022年4月まで物価が8.3%上昇したことを受け、バイデン政権の猛烈なインフレへの対処を激しく批判した。ベゾス氏は、ホワイトハウスがインフレの「話題を濁す」ために「ミスディレクション」を使っていると非難した。
ベゾス氏の発言に重きを置いたマスク氏は、連邦政府が景気刺激策で何兆円も刷ったためにインフレ率が上昇したと考えていると述べた。(theepochtimes)