【検証】厚労省データ 心筋炎リスク情報も不適格~新型コロナワクチン未接種扱い問題だけじゃない!2つの不適格データ問題を独自検証~ (サンテレビ)
2022/06/07
厚生労働省は、新型コロナワクチンを接種したが、いつ打ったか分からない人の報告数を未接種に計上して、ワクチンを打っていない人がより多く感染したように見えるデータを公表していたことが明らかになった。
今回新たに発覚した疑惑:不適格なデータ 厚労省の心筋炎・心膜炎のリスクパンフレット
厚労省の不適格なデータはこれにとどまりません。2021年10月に厚労省が作成した10代、20代の男性と保護者に向けた新型コロナワクチンのパンフレットです。
(図1)
①比較対象にならないものを比較している。
男性で心筋炎・心膜炎が疑われた報告頻度を比較していて、左側がワクチンを打った場合、右側が新型コロナウイルス感染症にかかった場合で、それぞれ100万人あたりどれくらい心筋炎・心膜炎が発生するかを表しています。
比較するのであれば、本来は「ワクチンを打った場合」と「打たなかった場合」を比べる必要があるが、厚労省は「打たなかった場合」ではなくて、「新型コロナにかかった場合」で比較。
例えば、新型コロナにかかった場合、15歳から39歳では、心筋炎・心膜炎の発症者数は人口100万人あたり834人と記されています。
しかし、この834という数値。データそのものが撤回が必要なくらい、極めて不適格な計算方法で出されていた数値だった。
②分母を意図的に変えている疑惑:陽性者を分母にすべきところを入院数にし、心筋炎の比率を高く見せている
10代から30代の陽性者数は30万人であり、
かかった場合と記しているなら30万人を分母にするべき。この場合だと100万人あたり13人
パンフレットでは入院した4798人が分母に。パンフレットは100万人が入院したらということで掲載されている。この場合だと100万人あたり834人。
③さらに、三重におかしいのは、10代、20代と言っているのに、右側は(かかった場合の834)30代まで含めている(図1下段の年齢の部分。左図は10,20代、右図は30代となっている)
少しでもグラフを高く見せようと誇張していると印象がみえる。(宮澤医師)
打った場合と打たなかった場合のグラフを、厚労省のデータで作成すると、ワクチンを打ったほうがリスクが高いデータに変わった。
サンテレビニュース(全編動画)
ネットの声
サンテレビ、すごい!これが本当のメディアというもの。厚労省は酷すぎ。
不適切以外の何物でもない、国は直ちに修正し謝罪するべき。
これは意図的にそうしているとしか思えない。信じられない。
本来ならNHKで報道すべき、全国で報道すべき内容、改ざんと言われても仕方ないレベル。
これは酷すぎ、行政裁判を起こして責任者を徹底的に追求するべき案件です。
厚労省がこういう事するとなると、我々は一体何を信じれば良いのかわからなくなる。
ワクチンのことに限らず、メディアには全く信頼がおけなくなっている。