米銃規制州法、違憲と判断 最高裁、乱射相次ぐ中
2022/6/24
米連邦最高裁は23日、拳銃を外で持ち歩くための許可証取得の条件を厳格に規定した東部ニューヨーク州法は違憲だとする判断を出した。米メディアが伝えた。他州の同様の規制にも影響するとみられる。
米国では最近、乱射事件が相次ぎ発生。銃規制強化の法制定を求める声が高まっており、判断の是非が議論を呼びそうだ。
訴訟で焦点となったのは100年以上前に制定されたニューヨーク州法で、拳銃を公共の場で持ち歩く許可証の取得には安全上の懸念など「正当な理由」が必要だと定めている。
この規定が銃所持の権利を認めた憲法修正第2条に違反するとして、一部の州民が提訴。銃擁護ロビー団体の全米ライフル協会(NRA)も支援に回っていた。(共同)
トランプ大統領「憲法のために立ち上がる裁判官を支持」(Truth Social)
選挙には結果が伴います。私は憲法のために立ち上がる裁判官と判事を任命すると約束した。
今日、最高裁はすべてのアメリカ人の憲法修正第二条の権利を支持した。
カマラ・ハリス「常識に反している」
ハリス「今日の最高裁の判決は、わが国の国民の安全と福利を確保するために、合理的な銃の安全に関する法律を制定することが可能であることをわれわれが知っているという点で、常識に反している」と述べ、次のように述べた。
"The Supreme Court’s decision today defies logic in terms of what we know we are capable of doing with reasonable gun safety laws to secure the safety and the wellbeing of the people of our nation,” VP Harris said https://t.co/8q8yEH5lp2 pic.twitter.com/bFSO84ALpK
— Bloomberg Quicktake (@Quicktake) June 23, 2022
バイデンが声明を発表、最高裁の銃に関する判決に「深く失望している
POTUS v. SCOTUS: Biden Releases Statement, ‘Deeply Disappointed’ by Supreme Court Gun Decision https://t.co/ECzWUFtx8q
— Sean Hannity (@seanhannity) June 23, 2022