米海軍発表　米イージス艦２隻が台湾海峡通過／自由で開かれたインド太平洋への「米国のコミットメントを示すものだ」

米軍戦艦2隻が台湾海峡を航行

Two US warships sail through Taiwan Strait https://t.co/ljb8d6r0Vf

— BBC News (World) (@BBCWorld) August 28, 2022

米海軍は、2隻の米軍艦が台湾海峡を通過していることを明らかにした。

これは、8月にナンシー・ペロシ米下院議長が台湾を訪問し、台湾と中国の緊張が高まって以来、初めて実施された作戦である。

中国は、この地域で大規模な軍事演習を行うことで反発した。

米国と他の西側諸国の海軍は近年、定期的にこの海峡を航行している。米国は、2隻の誘導ミサイル搭載の巡洋艦が国際水域を航行する自由を実証しているとしている。

北京はこのような行動を挑発的とみなし、台湾島は中国領土の不可欠な一部であると主張している。(BBC)

8.28

米海軍第７艦隊は２７日、イージス艦２隻が台湾海峡を現地時間２８日に通過していると発表した。ペロシ米下院議長による今月２～３日の台湾訪問で中国軍が演習を実施後、初の米軍艦の航行となる。

台湾海峡で航行作戦を実施したのはイージス艦の「アンティータム」と「チャンセラーズビル」の２隻。第７艦隊は「国際法に基づき航行の自由が適用される海域」とし、定期的な通過だと説明した。自由で開かれたインド太平洋への「米国のコミットメントを示すものだ」としている。

バイデン米政権は今回、中国がペロシ氏の訪台に反発し台湾周辺で大規模な軍事演習を実施するなどして強める米台への威圧に対し屈しない姿勢を示した。

米国家安全保障会議（ＮＳＣ）のキャンベル・インド太平洋調整官は１２日の会見で、台湾海峡で米艦船を航行させる「航行の自由」作戦を今後数週間で実施すると説明していた。