岸田首相“NISA抜本的拡充”宣言
岸田氏「貯蓄から投資へのシフトを大胆・抜本的に進め、投資による『資産所得倍増』を実現する。そのために、NISAの抜本的拡充や個人の預貯金を資産運用に誘導する新たな仕組みの創設など、政策を総動員して『資産所得倍増プラン』を進める」
日本では、家計の金融資産はおよそ2000兆円も、このうち預貯金が半分以上を占める。この20年間でアメリカでは金融資産が3.4倍、イギリスでは2.3倍、日本では1.4倍。
岸田氏「眠り続けている預貯金をたたき起こし、市場を活性化するための仕事をしてもらいます」。NISAの抜本的拡充によって貯蓄から投資への流れをつくると宣言。(NHK)
物価上昇率をカバーする賃上げ 首相「労使で議論を」 春闘に向け
10/4(火) 岸田文雄首相は4日、首相官邸で開いた「新しい資本主義実現会議」で、2023年の春闘に向けて「物価上昇をカバーする賃上げを目標に、企業の実情に応じて労使で議論していただきたい」と述べ、賃上げ実現に期待を示した。月内に策定する総合経済対策に、賃上げにつながる労働市場の改革策などを盛り込むことも確認した。
厚生労働省によると、22年の民間主要企業の春闘賃上げ率は2・20%で、前年(1・86%)を上回った。だが、資源価格の高騰などで物価が上昇。実質賃金は7月まで4カ月連続でマイナスとなっており、物価の上昇に賃金が追いついていない。(毎日新聞)
ネットの声
そもそも日本人に資産運用が全然浸透していない中で課税強化したら浸透するわけないだろう。
日本の預貯金のうち、7割は老人が持ってるんだよ。老人がいまさら、リスクのある投資に金を向けるわけないだろう。アホかと。
この人のずれっぷりはわざとなのかと思うくらい。若者は投資に振り向けたくても金がない。金持っているのは年寄り。年寄りが投資を勉強して、さあ投資でもやろうかなとか思うわけないだろ。
インフレになったから賃上げしろ?企業頼みの他力に呆れる。
岸田首相は中小企業に実態をよくわかっていないのではないか。労使で議論しろでは何も変わらない。
労使に協議してと言ったところで賃上げは実現しない。企業は大企業も中小企業も収益は上がっているが、結局は内部留保に回り賃上げはせず、労働者には還元されない。
賃上げしろって、それ政策じゃないよね。企業へのお願い。はいそうですね、ってなるわけないでしょ。