LGBT法案 採決を見送り廃案にせよ
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いずれの案も、女性の安全と安心が損なわれかねないという問題は解消されない。このような危うい法案は、採決すべきではなく、廃案にしなければならない。
— 産経ニュース (@Sankei_news) June 8, 2023
LGBTなど性的少数者への理解増進を図る法案を巡り、衆院内閣委員会は9日にも、与野党の案を審議し採決する方針という。
いずれの案も、女性の安全と安心が損なわれかねないという問題は解消されない。このような危うい法案は、採決すべきではなく、廃案にしなければならない。
衆院内閣委での審議時間は80分を予定している。たったそれだけで終わらせるのは、国民をばかにしている。自民党は衆院本会議で可決後、参院内閣委も短時間で済ませ、来週の参院本会議で成立させるのだという。何をそんなに急いでいるのか。
申告で性を決める「性自認」がまかり通れば、女性だと自称する男性が、女子トイレなど女性専用のスペースに入る恐れは否定できない。
与党案では性自認を「性同一性」に修正したが、医学的知見に基づく「性同一性障害」を意味するのか判然とせず、性自認の問題を排除することはできない。
日本維新の会と国民民主党の案では、性自認、性同一性のいずれにも訳せる「ジェンダーアイデンティティー」という表現に変えたが、よく分からない。「全ての国民が安心して生活できるよう留意する」との条文も追加したが、これでも、女性の危険が回避できるとは思えない。
各党は調整を続けたが、どの案を組み合わせても、女性の不安は解消され得ない。採決があるなら、各党議員は信念に基づいて行動し、否決してもらいたい。
LGBT法案についての識者の声
百田尚樹氏「多くの人は、自分の幼い娘がトイレで暴行されたり、学校で歪んだ性自認を教え込まれ、「私は男だと思うから、男性ホルモンを打ちたい」と言い出して、初めて、今回のLGBT法案の怖さを知ることになるだろう」
島田洋一氏「さすがは衆愚院。日本語で議論する能力がないから、誰一人まともに定義できない(すなわち無限定に逆差別を招く)「ジェンダーアイデンティティ」で誤魔化す。立法府を名乗る資格はない」
白川司氏「公明党に配慮し、維新や国民民主とも協議して、女性や子どもへの悪影響を懸念する多くの国民を冷笑して通そうとしているLGBT法案に何の正当性があるのか。ただちに廃案にせよ」
門田隆将氏「なぜ1%に満たないマイノリティのために50%の女性の安全が脅かされるのですか?」…この素朴にして最大の懸念に真っ正面から答える事がなかった2時間半の審議。自称“心は女”の身体男性が女性トイレに入って来て女性や女児はどうすればいいのか。命と人権はどう守られるのか。推進派よ、答えて下さい」
加藤清隆氏「「ジェンダーアイデンティティー」とカタカナにしたら与党案修正って、正気か?そんな小手先で女性の権利を蔑ろにしたり、女性や女児の命の危険がなくなるわけではない!国民を愚弄するにも程がある。この法案成立に加担した者には必ず天罰が下る!覚悟せよ!」
平井宏治氏「米国では、国を二分してLGBTの賛否が論じられている。バイデン政権の支持基盤がLGBTであることが、この記事を読めばわかる。米国の世論が二分されていることを考えると、わが国は慎重になるべきだ。私はLGBT法案は廃案にするべきだと考えている」
阿比留瑠比氏「5月26日の産経紙面で書いた方向となりました。これでもまだ不十分ですが、自民党は最初から国民の懸念に耳を貸していれば、ここまで反発と不信感を招かなかったのに。情けない」
有本香氏「党内の多くの反対の声を一切無視してデタラメな法案を国会に出し、これに怒った国民がブーイングを浴びせたら慌てて、事もあろうに少数野党案に抱きつくとは。何たる無様。自民党に与党の資格なし。解散総選挙が近いとの噂もある。自由、民主を軽んじ、国体破壊も厭わない者たちに正当な評価を下す時」