「トランプ氏が出なければ私も…」 バイデン氏、発言が波紋 米大統領選
12/6(水)
バイデン米大統領(81)は5日、東部マサチューセッツ州の集会で行った演説で、来年11月の大統領選に触れ「トランプ(前大統領)が出馬していなければ、私も出馬していたかどうか分からない」と述べた。
対抗馬次第では再選を目指さなかったとも取れる内容で、支持層に動揺を広げそうだ。
発言は、トランプ氏が米国の民主主義に対する「脅威」だと危機感を強調する文脈で飛び出した。バイデン氏は「われわれは彼を勝たせてはならない」と続け、大統領選での必勝を誓った。ただ、米有権者の多くがバイデン氏は「高齢すぎる」と懸念を示す中、大統領職を目指す決意に揺らぎを感じさせかねず、不用意さは否めない(時事通信)
ジョー・バイデン大統領は火曜日、自身の再選運動はドナルド・トランプ氏の再出馬の決定と、前任者によるホワイトハウス奪還を阻止する取り組みのために行なったと語った。
バイデン氏はボストンで行われた選挙イベントで「トランプ氏が立候補していなかったら、私が出馬するかどうか分からない」と述べ、「トランプ氏を勝たせるわけにはいかない」と付け加えた。
火曜日の夜、ホワイトハウスに戻ったバイデン氏は記者から、もしトランプ氏が撤退した場合、選挙戦から撤退するかどうか尋ねられた。「いいえ、今はそうではありません」と大統領は答えた(NBC)
81歳のバイデン氏は最近のいくつかの世論調査でトランプ氏の後塵を拝しており、特に本選挙での勝利を確実にするためにバイデン氏が勝利する必要があるいくつかの主要な激戦州で後塵を拝している。しかし、バイデンの側近らは世論調査への執着を繰り返し否定し、世論調査は2020年のバイデン氏の成功を予測するものではなく、1年後のバイデン氏の運命を予測するには時期尚早であると主張した。(thehill)
バイデン前言を翻し「今はそうではない」
Q「トランプが出馬していなかったら、あなたは立候補していたでしょうか?」
バイデン:「おそらく…私は立候補する必要があります」
Q「もしトランプが辞退したら、あなたも辞退しますか?」
バイデン:「いいえ…今は辞退しません」
“Would you be running if Trump wasn’t running?”
BIDEN: “I expect so … I have to run” pic.twitter.com/twf9otKnSI
— RNC Research (@RNCResearch) December 6, 2023