ダイハツ、現行車のほぼすべてで不正 国内外の全車種を出荷停止
ダイハツ、現行車のほぼすべてで不正 国内外の全車種を出荷停止へ https://t.co/6DpmmgBNN9
ダイハツ工業が車両の安全性を確認する衝突試験で不正をしていた問題で、現在生産しているほぼすべての車種で不正が行われていたことが20日、わかった。
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) December 20, 2023
ダイハツ・奥平総一郎社長「認証の軽視といわれても仕方がない」と頭下げる…親会社のトヨタ副社長も「心からおわび」
「認証を軽視しているといわれても仕方がない。責任は経営陣にある。自動車メーカーとして根幹を揺るがす問題と重く受け止めている」と述べた(読売新聞)
ダイハツ 認証取得で新たに174件の不正 全車種の出荷停止
自動車メーカーの「ダイハツ工業」は、国の認証取得の不正問題で新たに174件の不正が見つかったと発表し、国内外のすべての車種で出荷の停止を決めました。(NHK)
不正が蔓延(まんえん)していた理由について、貝阿弥(かいあみ)誠委員長は「過度にタイトなスケジュールによる『短期開発』の極度のプレッシャー」を挙げた(朝日新聞)
174件見つかった不正の一例は 「エアバッグのタイマー着火(不正加工・調整類型)」、「試験結果の虚偽記載(虚偽記載・調整類型)」、「試験速度の改ざん(虚偽記載類型)」、「タイヤ空気圧の虚偽記載(虚偽記載類型)」、「助手席頭部加速度データーの差し替え(元データー不正操作類型)」となる。不正は最も古いもので1989年が認められ、全体の傾向としては2014年以降に件数が増加しているという(autocars)
ダイハツ、全車種の出荷停止を発表 不正背景に“極度のプレッシャー”経営幹部は対策せず
自動車評論家の国沢光宏氏:安全第一だが、逃げの言葉にしか聞こえない。車業界の憲法である安全を損なった。トヨタ幹部は「信じられない」と言っている。
自動車メーカーは隠してバレた時の怖さを知っている。ダイハツは海外に出たことがないので甘い。今の社長はダイハツの本当のことは知らない(ダイハツ側に)隠されていた。親会社のトヨタはコントロールできていない。
今までの不正の中で、こんなに酷い話を聞いたことがない。前代未聞だ。日本で軽自動車を乗っている人が恐怖を感じる。安全基準を満たしていない。凄まじい不満が起こる。
社風だ。以前から安全問題が発覚したときに対応しなかった。コスト最優先で会社の中の体質。相当しっかりやらないと直らない。
今運転している人は対応のしようがない。元に戻そうとすると車全体を変える必要がある。ダイハツの根幹を揺るがすことになる問題になる。ディーラーに行っても直せない。ダイハツからの発信を待つしかない(ntv)