EV充電ステーション、寒さで凍りついて使い物にならずEV車の墓場に:シカゴ
「これはクレイジーだ。これは災難だ」。電気自動車オーナーは、シカゴの厳しい冬に電気自動車に乗ることの意味を痛感している。
“This is crazy. This is a disaster.”
Electric Vehicle owners find out the hard way what it means to go electric during Chicago’s harsh winter.
Can’t imagine why the EV market isn’t taking off.pic.twitter.com/1jRbsFX5L8
— Citizen Free Press (@CitizenFreePres) January 17, 2024
連日マイナス2桁の気温を記録したシカゴの寒さで、EVのバッテリーが完全に上がってしまう事例が大量に発生しています。また、EVのバッテリーだけではなく、充電ステーション自体も機能しなくなっている模様で、シカゴ市内にあるスーパーチャージャーのほとんどが使用不可能の状態になっているとのこと。
インタビューを受けている男性は「ここには死んだロボットが集まっているよ」
「いつから待ってるの?」とFoxにマイクを向けられた青年は「昨日の午後5時からです」。だいたい20時間待ち。
別の男性は「8時間並んでいるそうですが、まだ充電できていない」
充電の順番が回ってこないため、そのままステーションの駐車場に放置されているEVもあり、ボディが完全に凍りついている。
稼働中のスーパーチャージャーステーションに自分のEVを運ぶためには、レッカー車を雇うしかない。
まるでテスラの墓場。シカゴ寒すぎて充電ステーションが凍る
1/18(木)
まるでテスラの墓場。シカゴ寒すぎて充電ステーションが凍る「昨日からだから、もう17時間待ってますね」(Teslaオーナー)
週末から北極嵐で氷点下20~30℃まで冷えこんだシカゴでTesla(テスラ)の急速充電ステーションが凍てつき、電池切れで動けなくなったTesla車が長い行列になっています。
付近の駐車場には、待っているうちに暖房なんかでバッテリーが死んで動けなくなった車がずらり。雪がわびしく降り積もっていて、「充電ステーションが車の墓場と化している」とFoxニュース。
「充電が止まってるステーションがあるし、動いてても40分の充電に2時間かかる」のだそうな。「残量ゼロ。今朝は3時間、昨日も8時間ここにいたのに…」とTeslaオーナーたちは疲労困ぱいです。
しょうがなくTeslaを手で押す人もいれば、レッカー車呼んで最寄りの充電ステーションまでTeslaを運ぶ人まで出る始末。(GIMODO)