「安楽死」を考える スイスで最期を迎えた日本人 生きる道を選んだ難病患者【報道特集】
3/17(日)
日本では、「安楽死」を認める法律や制度はありません。都内に住む、64歳の迎田良子さん。難病のパーキンソン病患者だ。
迎田良子さん(64)「歩くのが好きなので、ちょっと辛くても歩きたいです。見てもわかる通り、膝が曲がって前かがみになっていて、 辛いというか、歩くのがちょっと大変」
日本では認められていない、安楽死の法制化を心から願っている。「安楽死に関して討論してほしいと思う。日本でもいつか、安楽死が合法化されることを願っています」
パーキンソン病は手足が震え、徐々に体が動かなくなるなどの難病だ。ただ、それ自体で死に至る病ではない。
Q.安楽死が仮に認められていなかったら?
「辛くて身体が痛みが続きますから、だんだん動けなくなってくるので、首を吊って死んだかもしれない」
両親と兄の4人家族。両親は不仲で、母親が自宅に連れ込んだ交際相手に、暴力を振るわれるなどしたため、迎田さんは小学生の頃から、早く家を出て自立することを夢見ていたという。
高校を卒業後、海外で日本語の講師などをした。憧れだったヨーロッパと行き来しながら、一人で夢を切り拓いてきた。しかし、50代でパーキンソン病を発症したことで、フランス人の男性との婚約が破談に。
その後、両親を看取り、一人で生活することが難しくなってきたと感じ、安楽死を決断した。
「不快さ、体の痛みを代わってくれるわけではないので、進行性の難病なので、私はもう安楽死を選びますね」
日本では、患者の希望などで延命治療をやめることは認められているが、致死薬を使う「安楽死」は認められていない。このため迎田さんは、海外で安楽死を認めてくれる団体を探し出し、手続きを行った。
Q.安楽死を選びたいと思ってからどのくらいが経ちましたか?
「もう7年以上経ってますね」
Q.もし日本に安楽死があったらその道を選びましたか
「そうですね」(TBS)
医師 「バルブを外したら何が起きるかわかりますか」
迎田さん 「私は死にます」
医師 「それがあなたの最後の願いならば、バルブを開けて良いです」
スイスにて安楽死当日。
医師
「バルブを外したら何が起きるかわかりますか」迎田さん
「私は死にます」医師
「それがあなたの最後の願いならば、バルブを開けて良いです」迎田さん
「イエス、OK。ありがとう」迎田さんはスイスで安楽死を選んだ。… pic.twitter.com/mgX8v7R56R
— 髙橋𝕏羚@闇を暴く人。 (@Parsonalsecret) March 18, 2024
ネットの声
日本の場合は国民皆保険で延命治療は〝取り返しのつかない治療〟です。本人の意思と反して体を傷付けられ苦しみながら死んでいく。本人たちは自宅の看取りを望んでいるのにね。その大半の医療費とその間の年金は現役世代が負担しなければいけません。
もう25年以上前になりますが、祖母が99歳9ヶ月で入院しました。私達は苦しまず穏やかに見送ってあげたいと願っていました。でも病院では点滴を毎日いくつもされ、細い腕は青くなり痛がりました。ある日もう意識朦朧の中、側にいた私を呼びか細い声で、でもはっきりとした口調で、’私はもう充分だから…’と言いました。
確かに痛みを伴いながら苦痛を感じ続けるだけの明日しかないのだったら生きることを拒否できる自由が欲しい。
生きる権利もあれば、死ぬ権利もあるんじゃないかなと思う。尊厳死って言葉もあるので、苦しんでもがきながら生きていくのを見せたくない人もいると思うので、そうなる前に死を選ぶ権利も必要かと思う。
難しい問題ですね。病院で管だらけはどうにかしないといけないと思います。
これを議論しようとすると、似非人権団体が大騒ぎする。彼らは人権屋ではなく金が欲しいだけの活動家で人非人だ。
看護師の時患者さんに殺してくれと何度も頼まれました。病気でしんどすぎたら安楽死を求める気持ちはわかります。
遺族の中には年金が欲しくて胃ろうや人工呼吸器を続けさせる人がいる。医者も儲かるからそうする。馬鹿げている。
日本は人権、人権と言って実は寝たきりの人、植物状態の人、胃ろうの人、人工呼吸器の人を苦しめている。正直バカだと思う。
尊厳死に賛成です。孫の私の顔を見ては、早く死なせてくれと涙をこぼして懇願していたあの姿…思い出すだけでも辛くなる。
なんでやろ?めっちゃ泣けてくる。
今の能無し政権ではこういう話は絶対に無理だ。自分たちの利権、利得しか考えていない集団。
生きる権利を認めるなら死ぬ権利だって認めるべきだ。
医療費がどうこうで死を選べとか言う話は知らんが、自分の命の選択を国や家族が管理するってのは本当に意味が分からん…何で許せとは思わないが、条件次第では最高で最低の財産である命の選択は自由であるというのは当然あってしかるべき事だと思う。
現在の医療では治療が難しかったり、進行を止める事が出来ない疾患に罹患している方が尊厳死を望む事は全く不自然な事では無いと思います
私も歳を取り自分で排泄が困難になったら静かに去りたい。 日本政府真面目に考えて欲しい