中国企業ロゴ問題 岸田首相「まず事実確認。不適切な内容が判明すれば厳正に対応」
3月25日
岸田文雄首相は25日の参院予算委員会で、再生可能エネルギー導入に向けた規制の見直しを目指す内閣府のタスクフォースで民間構成員が提出した資料に中国国営企業のロゴマークの透かしが入っていた問題に関し、「仮に不適切な内容が判明した場合には厳正な対応を講ずることになる」と述べた。日本維新の会の音喜多駿氏の質問に答えた。
首相は「まずは内閣府で速やかに詳細な事実関係を確認する。そのうえでどう対応するか、現状では答えられない」とも語った。
また、河野太郎規制改革担当相は「ロゴがついていたから、何かこの企業と(構成員が)特別な関係があるといえるのかどうか。そこはしっかりチェックをしなければいけない」と答弁した。
一方、音喜多氏は「エネルギー政策に特定国の国営企業が影響を及ぼしているとすれば看過できない安全保障上の問題だ」と指摘し、人選の経緯などを明らかにするよう求めた。
資料はタスクフォース民間構成員の財団法人「自然エネルギー財団」事業局長、大林ミカ氏が作成、提出した。同氏は内閣府に対し、プレゼン資料作成ソフト「パワーポイント」上で中国企業から提供を受けた資料を別の機会に引用した際、ロゴだけがテンプレート(ひな型)に残ったのが原因という趣旨の説明をしているという(産経新聞)
河野太郎氏「再エネの治験を有しているから大林氏を選んだ。中国のロゴは、2016−2019年にかけて自然エネ財団のシンポジウムにおいて中国の資料を譲り受けた資料の一部に入っていた。それを引用した際に、そのロゴがなんらかの形でついてきた。それを使ってる間にパワポのマスタースライドに移り込んでしまったがために、自然エネルギー財団の提出した様々な資料にロゴがついていたということのようだ。ロゴについてはウイルスや有害な要素があるわけではないということだ。内閣府において大林ミカ氏の中国の関係があるのかどうか調べている」
音喜多駿氏「自然エネルギー財団からの伝聞の答弁だ。河野はチェック体制の不備とは何か?この人との中国との背景をきちんとやるのか?」
河野太郎氏「えのー、スライドにロゴが付いていたので、色々な資料にあった。無関係のロゴが付いていたのは申し訳ないが、ロゴそのものには有害な要素はない。ロゴが付いていたから何か企業と特別な関係があるというのは言えるのかチェックをしなければいけない」
音喜多駿氏「そもそも河野は再エネ最優先、こうした問題が起きた以上。委員の選定には透明性には疑義が残る。TFの委員が、我が国に仇をなす形だとしたら由々しき事態だ。大林との関係は国家安全保障会議NSSでの調査が必要だが、総理はどう考えるか?」
岸田文雄氏「仮に不適切な事案が生じたら厳正な対応が必要。NSSでの対応は、まずは内閣府で事実関係を調査する。その上でどうするかは答えられない」
音喜多駿氏「不十分だ。第三者の調査が必要だ。内閣府の対応も看過できない。当初不正アクセスの問い合わせがあった、当事者からの差し替えの依頼があったと二転三転している。今文書を削除しているが、公文書管理や事実確認の観点からも対応が必要だ」
河野太郎氏「えのー、ロゴが付いていたからなんらかの第三者からの攻撃があったと指摘があったので掲載を取り下げたと聞いた。そのあとロゴにはウイルスがないと判明した。ロゴはみっともないので差し替えたと聞いている。えのー、特に議論の中身に関わることではないし、これまでも資料に誤りがあったのは訂正してきたので、今回もロゴのないものに差し替えた」
音喜多駿氏「認識が全く甘い。第三者機関の調査が必要だし、再エネ賦課金自体のあり方も見直すべきだ」(Mi2さんのポストより)
河野氏「チェックする」岸田氏「まず事実確認」(Mi2さんのポストより)
河野太郎規制改革担当大臣「16~19年にかけて自然エネルギー財団開催のシンポジウムで登壇した中国企業関係者から資料提供を受け、引用した時にパワポのテンプレにロゴが残り様々な資料についていた
内閣府再エネタスクで大林ミカ構成員の提出資料に中国国営企業ロゴの透かしが入っていたことに、河野太郎規制改革担当大臣「16~19年にかけて自然エネルギー財団開催のシンポジウムで登壇した中国企業関係者から資料提供を受け、引用した時にパワポのテンプレにロゴが残り様々な資料についていた」 pic.twitter.com/Sjh0vVAM6G
— Mi2 (@mi2_yes) March 25, 2024
参考記事
ロゴにはウィルスとかは確認されていないとか答弁してたが、問題はそこじゃないだろ、河野大臣さんよ。
こんなのが、首相候補なんだからこの国はもう長くないと思う、今日このごろです。
高齢者を欺く目的なら模範解答。
パワポのテンプレにロゴがついてて、ということは、引用レベルではなく、その中国国営企業のパワポ資料をほぼ丸パクリ、土台にして資料を作っていたということ。しかも省庁を跨いで複数。
「引用した時にパワポのテンプレにロゴが残り様々な資料についていた」え?透かしまでコピペしたら「引用」とは言えないでしょうに。
そもそものそもそもでエネルギー関連は資料提供受けちゃダメなんじゃ?
そもそも生のデータ使えるのがおかしくね?そのデータも中国が有利になるようなデータなんだから国家安全保障上の深刻な大問題でしょ?
ウィルスなんて言う言葉使って焦点をずらそうとしているのが見え見え。
16から19年て5年以上前だろう。そんな古い資料を持ち出して使うって、データとしてもおかしいと思うがな。
アッチと関係あるって言ってるようなもの?
そもそも中国企業からインフラに関する資料を引用自体がおかしいのでは?インフラって安全保障における重要分野。
終わってんな。まともな答弁になってないしな
パワポのデータを持ってる時点で…パワポのデータを入手していたという事。さて、パワポのデータって配りますかね