フジHDが外資規制違反疑い
2021/4/5
フジ・メディア・ホールディングスは5日、2012~14年にかけて株主名簿上の議決権の集計作業で誤りがあったと発表した。正しい集計では外国資本による出資比率が議決権ベースで20%以上となり、放送法の外資規制に違反していた疑いがある。
【朝日報道】フジHDに外資規制違反の疑い、社長認める「甘かった」https://t.co/DCujOmHBpy
フジテレビなどを傘下にする持ち株会社「フジ・メディア・ホールディングス」が14年9月までの約2年間、放送法の外資規制に違反していた疑いがあることがわかった。 pic.twitter.com/DP0bphHGDg
— ライブドアニュース (@livedoornews) April 5, 2021
武田総務相は徹底的に調査すると発言
武田良太総務相は6日の閣議後の記者会見で、フジ・メディア・ホールディングス(HD)が2012年から14年にかけて放送法が定める外資規制に違反していた疑いについて「徹底的に調査するよう指示した」と述べた。ほかの放送事業者に対して、規制に抵触していないか確認を求める総務相名の文書を出すことも明らかにした。
3月24日、フジ、日テレが外資20%超で、総務相は「確認する」としていた・記者団は「東北新社は免許を取り消された!」と詰問
2021年3月24日
武田良太総務大臣は23日の記者会見で放送法が外資規制(20%未満)している中で、フジメディアホールディングスと日本テレビホールディングスも外資比率が20%を超えていることを記者団に指摘され「 事実関係をよく確認した上で、適切に対処していく」とのみ答えた。
外資規制を巡っては、規制を超えているとして総務省は東北新社から衛星放送事業を継承した東北新社子会社の認可の取り消し手続きに入っている。
記者会見で記者団が「外国人直接保有比率が規制をオーバーしているところが2社見当たる。フジメディアホールディングス(外資比率32.11%)と日本テレビホールディングス(23.78%)」と指摘し「東北新社は免許を取り消され、他方、フジテレビと日本テレビが見逃されているというのはどういうわけか。法の下の平等や公平性、公正性に反するように思われるが、理由を」と説明を求めた。
また「一説に、議決権を与えていないからいいのだ、とも聞いているが、外資規制の理念が骨抜きになっていると言わざるを得ない」とこの点に関しても説明も求めた。武田大臣は「事実関係をよく確認したうえで適切に対処する」と事実関係確認のうえ、対処するとした。
ネットの声
はぁ?フジテレビの外資規制違反が事実なら社長が「甘かったわ〜」とかだけで済むレベルではない。同じく一時期外為法違反疑いの東北新社についてはその放送事業認定まで取消の政府方針。フジHDにおいても違反した時期があったのが事実なら同じく認定取消が公平かと。議員として政府へ調査を求めます。 https://t.co/xCP6ra1uxF
— 丸山 穂高 (@maruyamahodaka) April 5, 2021
・当然免許取り消しするんだろうな!
・東北新車は取り消しされた。免許取り消しは当然だ
・総務相が停波しなければ収まりがつかない
・これはとんでもない問題。日本が法治国家か放置国家かの分かれ目
・総務大臣がやらなければ、国民が訴訟を起こさねばならない問題だ