政府、インド入国者の水際強化へ 施設隔離、6日間に延長 新型コロナ
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政府は6日、新型コロナウイルスの感染爆発が続くインドからの入国者に対する水際対策を強化する検討に入った。
同国については「変異株流行国」として、帰国後3日間は指定宿泊施設での滞在を義務付けているが、6日間に延長する方向で調整している。入国者数そのものも減らす方針だ。
インドでは、二つの変異ウイルスの特徴を併せ持つ二重変異ウイルスが広がっているとされる。外務省は2日、インドの在留邦人に一時帰国を検討するよう要請、出国前72時間以内にPCR検査で陰性証明を取得することを求めている。
帰国した場合、全体で14日間の待機期間中、最初の3日間は指定宿泊施設に入所。検査で陰性と判定されれば自宅待機に切り替わる。
やっと14日間に延長
こうした中、インドでの感染拡大を受け、有識者からは水際対策の強化を求める意見が出ている。具体的には、指定宿泊施設での滞在を14日間に延長することや、入国停止措置などの案が上がっている。英国の変異ウイルス流入が国内の第4波につながったことが背景にあるとみられる。
インドの在留邦人は昨年10月時点で約1万人で、今もインドとの間で民間機が往来している。最新の政府統計によると、3月28日からの1週間で、日本国籍と外国籍合わせて443人の入国者に検査を実施、このうち7人に陽性反応が出た。
政府はインド隣国のパキスタンとネパールについても同様の対応とする方針。緊急事態宣言の延長決定のタイミングと合わせ、菅義偉首相が発表することも調整している。
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ネットの声
ジャーナリスト、西村幸祐氏「政府は何を見ている!1年経っても危機意識が無いまま。与野党とも政治が有事に対応できない。インド型二重変異ウイルスの毒性、感染力は極めて高く入国禁止が必要。水際で隔離を6日に延長?東南アジアは最低でも2週間。現在日本の感染抑制は世界topクラスだがインド型は怖い」
遅すぎる。 緊急事態宣言でどれだけ国民が我慢しても、新たな変異株が流行れば意味がない。
平時から国民の命を守るという安全保障を考えて覚悟していないから、緊急時の優先順位がつけられなくなる。
インド型入ってくるの待ってるかのようだ
国民には多大な我慢を強いる。一方の水際対策は初期からズブズブ。これで国民が納得するとはとても思えない。
政府の杜撰な判断に、怒り心頭に発した!
危機管理能力が無い厚労省任せだからこうなる。