フィリピン政府は5月12日、中国の民兵が乗った船287隻が領海を侵犯したと発表。
フィリピン政府は5月12日、中国の民兵が乗った船287隻が領海を侵犯したと発表。 pic.twitter.com/JeE7Sy7NPd
— ロイター (@ReutersJapan) May 13, 2021
3月からフィリピン政府が中国と領有権を争う南シナ海の南沙諸島周辺に、中国漁船200隻以上が集結しているのが確認されている
3月22日
列をなして海上に停泊する何隻もの大型漁船。フィリピン政府が20日夜に発表した声明によりますと、西部のパラワン島から西におよそ300キロ離れた南シナ海にあるサンゴ礁周辺の海域で、およそ220隻の中国の漁船が集結しているのが今月7日に確認されました。
この海域はフィリピンの排他的経済水域で、これらの漁船は晴天にもかかわらず漁業活動をせず、夜は白色灯を点灯させていたということで、領有権を争うフィリピンをけん制する狙いがあったとみられています。
フィリピン政府は、中国軍との関係が疑われる「海上民兵」が漁船を配備したとの見方を示したうえで、南シナ海での中国側の活動の活発化に警戒を強めています。
フィリピンに海上民兵約200隻以上が侵入した事を批判した越川和彦駐フィリピン日本大使に、中国が文句をたれる
3月27日
中国大使館が「騒々しい」
マニラ(ロイター)-フィリピンの中国大使館は、大使が平和と安定の必要性を強調した後の日本と南シナ海での発言で、この地域の緊張をかき立てたとして非難した。
マニラが紛争海域に停泊している中国の海上民兵が乗船している可能性が高い約220隻の船舶があると述べた後、中国は今週フィリピンと米国から批判された。