カマラ・ハリス、国境危機をトランプのせいにして暴言を吐く
6月25日
カマラ・ハリス副大統領は、テキサス州エルパソで行われた記者会見で、現地で起きている移民問題についてトランプ政権を非難し、激しい批判を受けた。
記者からの質問に答えながら、ハリスはエルパソでトランプ政権が実施した様々な国境政策を列挙し、それらが「悲惨な影響」を与えたと主張し、危機を緩和したと主張するバイデン政権を称賛した。
「まず第一に、ここエルパソで起きていることは、様々な意味で、移民問題の多くの側面を浮き彫りにしています。前政権の子どもの分離政策が発表されたのも、このエルパソでした。この地域では、その悲惨な影響を目の当たりにしてきました」とハリスは言った。
バイデン政権で改善したと言ったが全くの間違い
「前政権のメキシコ回帰政策が実施されたのも、このエルパソでした。その結果もたらされた惨状を目の当たりにしてきました」。
また、ハリスは別の記者会見で、「政権は厳しい状況を引き継いだが、この5カ月で進歩した」と述べ、序盤でトランプ政権の危機を非難した。
記者会見の後、ある評論家がすぐにハリスを訂正し、バイデン政権下で危機は実際に悪化したと指摘した。これは、トランプ政権の国境規則を撤回したことで、国境を越えて危険な旅をしようとする移民の数が歴史的に増加したことに言及している。
サキ報道官が本音を漏らす「バイデンは、危機の解決には関心がなく、むしろトランプ政権の政策を覆すことに注力した」
また、ホワイトハウスのジェン・サキ報道官も、ハリスが訪問先としてエルパソを選んだのは、危機がより深刻な他の国境の場所ではなく、トランプ政権が記者会見で言及した政策を実施した場所だったからだと述べた。
また、この決定は、危機の解決には関心がなく、むしろトランプ政権の政策を覆すことに注力したいことを示していると付け加えた。
ハリスの国境への訪問は、危機への対応における政権の要人として任命されてから初めてのことで、任命されてから訪問するまでに93日かかった。(fox)
ネットの指摘
ケイティ・パブリッチ(ジャーナリスト)「サキは今日、ハリスが危機が激化している場所ではなくエルパソにいるのは、エルパソがトランプ大統領が政策を実施した場所だからだと述べた。つまり、問題を解決する気はまだゼロで、トランプ大統領を逆転させることだけを考えているのだ」
Psaki said today the reason Harris is in El Paso instead of where the crisis is raging, is because El Paso is where President Trump implemented his policies. In other words, they still have zero interest in solving the problem, just reversing Trump. https://t.co/s8NvZnHrGJ
— Katie Pavlich (@KatiePavlich) June 25, 2021
バイデン政権は文字通り状況を悪化させた
カマラ・ハリスはトランプ政権を非難 「私たちは厳しい状況を受け継いでいます… 5か月で進歩しました。」と述べたが、事実は逆。状況を悪化させた。
ジュリオ・ロサス(エコノミスト、@townhollシニアライター)「年月ごとのグラフ(年度 南西部陸路国境の月別遭遇数)を見ると、政権交代後に増加している」
(青:2021、茶:2020、オレンジ:2019、グレー:2018。縦単位:千、横単位:月)
バイデン政権(青線の2021年1月)から、急増している。
The Biden administration literally made the situation worse. https://t.co/B9IychF6xZ pic.twitter.com/VhiNGiqAqT
— Julio Rosas (@Julio_Rosas11) June 25, 2021