外電、小林氏や小山田氏の解雇等を伝える／東京五輪組織委員会は、1998年のコメディショーでホロコーストのジョークを言った開会式のディレクターを解雇した(AP)／東京五輪開会式ディレクターは過去のホロコーストコメントで解雇された(Axios)

東京オリンピック組織委員会は、開会式のディレクターを解雇した。

The Tokyo Olympic organizing committee has fired the director of the opening ceremony because of a Holocaust joke he made during a comedy show in 1998. https://t.co/gCqjfgECRs

— The Associated Press (@AP) July 22, 2021

東京オリンピック組織委員会は、1998年にコメディショーで行ったホロコーストに関するジョークを理由に、開会式のディレクターを解雇した。

組織委員会の橋本聖子会長は、開会式を翌日に控え、小林賢太郎監督を解任したことを発表しました。小林監督は、コメディーショーの中で、”Let’s play Holocaust “というフレーズを含むホロコーストに関するジョークを使ったとして告発された。

橋本氏は「小林氏が自らの演技の中で、歴史的な悲劇を揶揄する言葉を使っていたことがわかりました」と述べた。

「開会式の前日にこのような事態を招き、多くの関係者の皆様、そして東京をはじめとする全国の皆様にご迷惑とご心配をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」と述べた。

パンデミックの影響で延期された大会の開会式は金曜日の夜に予定されています。式典は、コロナウイルスの感染拡大防止策として無観客で行われますが、一部の関係者、ゲスト、メディアは出席する。

式典で使用される予定だった作曲家の小山田圭吾氏が、雑誌のインタビューで自慢していた過去の同級生へのいじめを理由に辞任した

彼の音楽が使われることはない。

小林さんのパフォーマンスのビデオクリップと台本が公開されるやいなや、SNS上では批判が殺到した。

ロサンゼルスに拠点を置く人権団体、サイモン・ウィーゼンタール・センターの副学部長兼グローバル・ソーシャル・アクション・ディレクターであるラビのアブラハム・クーパー氏は、「どんなにクリエイティブな人でも、ナチスの大虐殺の犠牲者をあざ笑う権利はありません」と述べています。クーパー氏は、ナチスが障害のあるドイツ人を大量虐殺したことも指摘している。

「この人物を東京オリンピックに関連付けることは、600万人のユダヤ人の記憶を侮辱し、パラリンピックを残酷なまでに馬鹿にすることになる」と述べている。